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Jリーグ序盤戦で見つけた 森保Jで試してほしい選手(2)
 
◆FW前田大然(松本山雅FC)

  FW大迫勇也(ブレーメン)を欠いたとき、日本代表はどう戦うのか。

◆サッカー人生激変。前田大然「高2のターニングポイント」

 その問題が案じられるようになってすでに久しいが、大迫依存は解消されるどころか、先のアジアカップを経て、むしろその度合いを強めている。

  残念ながら、大迫の代わりができる日本人選手はいない。現状においては、そう考えざるをない。

  とはいえ、大迫の不在時にどう戦うかの解決策は、必ずしも大迫の代わりができる選手を見つけることだけではない。というより、大迫とは異なる特長の選手を起用し、大迫がいるときとは異なる発想で戦うことを考えるほうが、今の日本では現実的だ。

  そこで、松本山雅FCの21歳、FW前田大然である。

  身長173cm、体重67kgの体格からもわかるように、相手DFを背負ってポストプレーをこなすタイプではない。大迫とはプレースタイルがまったく異なる。大迫の代役どころか、ポスト役の大迫と2トップを組み、大迫が落したボールを前を向いて受けたいタイプだろう。

  前田の最大の武器は、足の速さ。つまりは、スバ抜けたスピードだ。相手ゴールに向かってプレーしてこそ、彼の持ち味は生きる。足の速さなら、おそらくFW浅野拓磨(ハノーファー)より上だろう。

  率直に言って、日本代表の主戦システムとなっている4-2-3-1のなかで、最適なポジションを探すのは難しい。スピードを生かすなら2列目でも面白いが、大迫不在時の戦いにメドが立たない現状では、前田を1トップで使ってみるのもアリだ。

  実際、U-21代表として出場した昨年のアジア大会では、主に(3-4-2-1ではあるが)1トップでプレーしている。スピードを生かしてDFラインの背後へ飛び出したり、サイドのスペースへ流れたりして縦パスを引き出し、高い位置に攻撃の起点を作り出す役割を担っていた。

  とりわけ強い印象が残っているのは、グループリーグでのベトナム戦だ。

  日本が0-1で敗れたこの試合、日本は内容的にも、かなりの苦戦を強いられた。U-21代表の日本に対し、ベトナムはU-23代表。しかも、日本が短い準備期間の急造チームだったのに比べ、ベトナムは長期的に強化されてきたチームであり、戦術的な完成度には大きな差があったからだ。日本はベトナムのプレスに苦しみ、思うようにボールを前に運べなかった。

  そんななか、日本の唯一の反撃手段が、前田のスピードだった。パスをつなげない日本は、苦し紛れにDFラインの裏へ大きく蹴り出すしかなかったが、アバウトなロングボールであろうと、前田が拾ってくれたのだ。

  そもそも、そんな試合展開になったことをまずは反省しなければならないが、だからこそ、前田の驚異的なスピードが際立ったとも言える。

  とにもかくにも、足の速い選手はそれだけで貴重だ。

 だが、スピードが有効なのは、攻撃だけではない。Jリーグでのプレーぶりを見ていると、むしろ前田のスピードは守備でこそ生きる、と言ってもいいほどだ。

  前田はチーム戦術を理解したうえで、前線でのチェイシングやプレスバックで、的確に相手の攻撃の芽を摘むことができる。しかも、相手選手にしてみれば、視界の外から突然距離をつめて近づいてくるのだから、常に「いつ前田が襲いかかってくるかわからない」という目に見えないプレッシャーと戦いながらプレーすることになる。通常の感覚ではプレーさせてもらえなくなるのだ。必然、ミスが起きる可能性も高まる。

  本来なら、落ち着いてパスをつなぎたい場面だが、少しでもプレーが遅れれば、前田に狙われる。それならば、安全第一で大きく蹴り出してしまおう――。直接的にボールを奪うことができなくとも、相手チームのそんなシーンを増やすことができれば、前田の守備における貢献度は極めて高いということになる。

  まずは守備から入りたい試合――日本より実力上位の相手との対戦で、まさに前田の起用はうってつけだ。たとえば、コパ・アメリカ(6月14日~7月7日/ブラジル)などは、前田を試す絶好の機会だろう。

  仮に先発起用が難しいなら、手っ取り早い活用法はスーパーサブである。

  アジアカップを振り返っても、現在の日本代表は交代カードが意外なほど貧弱で、選手交代によって試合の状況を変えることがほとんどできなかった。効果的な交代策だったと言えるのは、試合終盤に得点がほしい状況で、右サイドにMF伊東純也を入れるくらいだろうか。

  その点、前田は試合展開にかかわらず、貴重なジョーカーになりうる。

  スピードを生かしたスーパーサブというと、相手にリードされ、どうしても1点がほしいときの起用がすぐに思い浮かぶ。もちろん、それも一手ではある。だが、日本がリードしていて、逃げ切りを図りたいときには、前線からの守備を強める”クローザー”としての役割も期待できる。

  大迫不在時の戦い方。さらには、貧弱な交代カード。つまり前田は、日本代表が抱えるふたつの課題の解決策になりうるということだ。
  松本のスピードスターは試す価値あり、だ。
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浅田真樹●文 text by Asada Masaki
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190313-00010002-sportiva-socc&p=1



1 2019/03/13(水)
大迫はポストプレーも出来るが前線での守備は堂安や中島が攻めすぎてしまって空いたスペースもカバーしてくれている。
大迫が与えられた役割+αをやってくれてるから、中島、南野、堂安が活き活き攻めの特徴を出せている。
それをやった上で点も取ることが出来るのが大迫勇也です。
はっきり言って、彼の代わりは無理です。
なので、発想の転換は正しいと思います。
他の選手が下手なのではなく、今のシステムは大迫にしか出来ないので、他の選手を活かせるシステムを組み込めるかで、代表の層は厚くなる。
残念ながら、今に至るまで森保JAPANでは模索中だが、プランBを用意できないのなら終了します。

2019/03/13(水) 
ジョーカー的な昔の岡野さんみたいに最後にみんなが疲れてる時なら有りかとも思うが、まだその他の技術がポスト大迫選手とはならない気がする。数試合の活躍だけですが、鈴木武蔵選手のスピードと動きは良い気もする。


2019/03/13(水) 
今の日本の実力では、大迫のように最前線でボールを保持できる選手が必要なのは明らか。その役がいないと中盤の選手も上がれず前線でボールを持てない。
足が速いだけとかゴール前の飛び出しとかで良いのなら、永井だって浅野だってもっと活躍できたはず。


5
2019/03/13(水) 
前田大全は確かに足が速く、そのスプリントをほぼ一試合継続できるので、ディフェンスからすれば気が抜けない選手で、一人で裏を突いて攻撃することも、一人でプレスをかけて攻撃を遅らせることのできる選手だ。ただし、得点力が不足している。そこをとって、だめだと言ってしまうのはあまりにも安易で、大迫のいないシフトの選択肢として、彼にも成長してもらうという方向が良いかと思う。
JAPANは、代表監督も、サポーターも一つの型にこだわる傾向があり、ポゼッションといえばポゼッション、ポストプレーといえばポストプレー、ショートパスといえばショートパス、プレスといえばプレスと型にはめたものを日本の強み・日本らしいプレーとしてしまいがちだが、システムも個も根性もどれも必要なので、そういう意味では、大全はよい選択肢の一つでいいと思う。


2019/03/13(水) 
アジア杯でも森保監督は当初浅野を選ぼうとしていた。結果的に怪我で辞退となったが、おそらく浅野のスピードに期待して裏抜け要員として呼ぼうとしていたと思う。だとすると、サイドで使うよりはトップで使いたかったはず、ちょど広島でポスト佐藤寿人として使いたかったように。
なにが言いたいかというと、森保監督は最初から大迫がいない時に、代わりの選手に大迫の役割を求めていないのではないか?ということ。プランB、プランCという形にまでは(残念ながら)まだなっていないが、替わりの選手には替わりの選手の持ち味を出してほしいと考えているはず。
だとすると最前線にスピードスターを置くのもありだと考えていても何もおかしくない(それが浅野なのか前田大然なのかは置くとして)。
問題はその際の二列目との関係性。二列目の選手に最低一人、(広島時代の2シャドウ同様)ボールをある程度収めて時間を生み出せる選手が欲しい。


2019/03/13(水) 
大迫に拘る必要はない。実際ハリルジャパンで大迫頼みだったときには結果を出せず解任。ましてや最近は怪我がちで蓄積損傷が溜まってきていると思われるから過度な期待はできない。無理して使えば内田みたいにキャリアを大幅に傷つける。
中盤に香川や乾を使うことで、柴崎や大迫が活きてきた。
新BIG3にしても大迫がいないと活きないわけじゃない。もしそうじゃないなら簡単に対策されてカタール戦のようなことになる。それではだめ。
もうすでにアジアレベルでも対策されれば封じ込められるレベル。
サッカーてのはナマモノだからもっと柔軟性がなくてはいけない。
例えばワールドカップ前に岡崎武藤乾香川で攻守で十分に機能した。
そういったオプションが大切。


10
2019/03/13(水) 
確かに前田は前線からのプレッシングも行くけど、それがハマってるのは松本っていうチームスタイルからでしょ。永井も連動してプレッシングに行くしチーム全体が共有できてるから。
代表ではスタイルも違うから、今のままでは厳しい。
 
11 2019/03/13(水)
否定的なコメントが多いのは理解出来る。
が、大迫しか期待出来ないのは事実。
それならば色んな選手を試してみるのがいいんじゃないかな?
J1・J2問わず見てみたい。
次回のワールドカップまで時間はまだまだあるのだから。


13
2019/03/13(水) 
松本の試合を見ると確かに速いし追いつくけど、そこからの足元の技術がなさすぎる。先日の浦和戦も見たけど、裏取って抜け出すシーンは何回もあった。けど全部ロストしてたしあれを決めれてれば松本は勝ってたと思う。浦和はチャンス自体が作れてなかったのに対し、松本は決めてればという試合内容だったから。今のままじゃ代表のワントップは確実に無理。


14
2019/03/13(水) 
日本の足の速い選手は足元が弱いイメージ。DFの裏にある程度スペースがあって、カウンター気味な攻撃の時は脅威かもしれないが、ペースダウンした時にイマイチ。ましてや直線的な動きが多いからDFも読みやすいからレベルが上がると止められてしまう。歴代代表に足が速い選手が定着しなかったのはそーいうとこもあったんじゃないかなと思う。

15
2019/03/13(水)
サッカーは陸上競技ではない。
確かに足の速さは武器ではあるが、それはあくまでオプションと考えるべき。
まず大前提として、精度・技術を含めたシュート力があっての話。
世界を見据えるなら尚更、速いだけでは何の意味も無い。
残念ながら、今の前田にそれだけの価値はない。


17
2019/03/13(水) 
確かにこのスピードでの前線からのチェイシングを絶え間なくしてこられたら相手は嫌だろうな。
まだまだ荒削りな感はあるけど、一つ一つのプレー精度を上げていけば化けそう。
あとはこの手のタイプは怪我が心配。


18
2019/03/13(水) 
速いだけでは厳しい
確かにスピードは武器だけど、それは一定水準のスキルがあってこそだと思う
大迫の代わりとなる最適なFWとは全く思えない
あるとすれば、ただのオプションとして
前田ではそれも厳しいと思うけどね


19
2019/03/13(水) 
今までもスピードを
武器にした選手はたくさんいたと思うが、
やっぱり大事なのは決定力だと思う!
スピードがあってもここぞと言う時の
突破力や技術が無いとね!
起用してみるのも面白いと思うけど、
あとは前田選手が如何に森保監督の目に
留まる様な存在になれるかじゃないかな!


21
2019/03/13(水) 
足が速いだけではここぞという時に活躍できないと思う。
それは現状の浅野を見てもわかることで、ただ足が速いだけの選手に活路を見出すのは、ただ背が高い選手にロングボールを放り込むのと同じこと。


22 
2019/03/13(水) 
大迫抜きのパターンは可能な限り試してみればいいよ。でもいきなりコパじゃなくその前の親善試合でね。とは言えヨーロッパ組がいない中でホントのテストになるかは微妙だけど。
だったらコパは五輪組中心でもいいような。。


23 
2019/03/13(水) 
ポスト大迫を考える時、大迫並みの選手が見当たらない現状では、別のタイプを探すと言う視点は正しいと思う。そしてその選手として前田を上げるのも間違っていないし、代表に呼んで試して欲しい。ただ現状では鈴木武蔵の方が上かな?ミシャサッカーでシーズン当初から覚醒の予感がします。昨年から長崎でも結果残しているし、コロンビア戦で見てみたい。


25 
2019/03/13(水) 
トータルで見ると確かに代表レベルではないかもしれないけど試してみてもいいかも。浅野、永井、伊東など速い選手はいるけどこの中でもとにかくトップスピードになるのが速い。そしてそれを繰り返すスタミナもある。使い様によっては面白いかも。


27 
2019/03/13(水) 
アジア大会のときは前田はよかった。
五輪前の親善試合やコパで試してはほしいですけどね。ただ大迫とはタイプ違うけどね。
今の代表だとシャドーが飛び出す形になるからトップは張ってほしいのかもしれないけど、大黒みたいにDF置き去りにして飛び出す選手がみたい。


28 
2019/03/13(水) 
背の低い日本人サッカーFWでポストプレーできる人は今まで、釜本、本田ぐらいで、大抵はポスト役いなくて戦ってきた。ポスト大迫にいい選手がいればその戦略を継承してもいいが、無理に大迫の代理を探すこともない。選ばれた選手たちの特性を最大限生かせるチーム作りをすればいい。バルサはポストプレーが良くて強いわけではないよ。


29 
2019/03/13(水)
スピードが無くその対応にも問題を抱える日本人CB相手にいくら活躍しても他国の代表から点は取れない。しかも相手は南米。
代表選手の身体能力が高いなんてのは最低限のことであって、そこからどの程度テクニックを上積みできるかが重要。


30 
2019/03/13(水) 
足が速いだけで通用するのは下のレベルだけで上では通用しない。それは浅野を見れば分かる。


33 
2019/03/13(水) 
中島や堂安は自分が仕掛けるタイプなので、ワントップは収められるポストが合う。
以前にもハーフナーを入れてパワープレイを狙っているのに足元でつないでる試合があった。
スピードタイプを入れるならチームが理解して活かす必要がある。


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2019/03/13(水) 
代役を考えた時、無駄にトゥーリオが頭に浮かんでしまうんだが・・・
中途半端はいらない。岡崎とかは別として今いる中堅以上の選手にそれを求めても厳しいと思う。今は下手でも何かしらに特化した部分をもつ若手を育てよう。


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2019/03/13(水) 
全くわかってない。大迫が抜けて困るのは、ポストプレーヤーがいなくなる事。前に抜ける速いFWは前田に限らず、数多くいる。ポストプレーヤーがいなければ、戦法を変えるしかない。トップ下に攻撃+パスを出せる選手を起用するしかない。例えば、香川とか大島とか。


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2019/03/13(水) 
自分でゴリゴリ行って得点できるFWがいない。
発想の転換をするならば、中盤の選手をFWとして使うべき。今の日本にはろくなFWがいない。


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2019/03/13(水) 
ワントップに適応するかは大事
北川みたいに明らかなツートップ向きましてや1.5列目の選手をワントップは無理がある


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2019/03/13(水) 
そもそも無理に1TOPに拘る必要もないのでは?とも思う。
同じポジションでやるなら、南野選手を大迫選手の所に上げて、南野選手のいたところに鎌田選手とか香川選手にして攻め方変えれば。


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2019/03/13(水) 
うーん!
今まで大迫選手が居た時でも、例えばケガで出場できなかったりとかの想定をしているはずだと思います。大迫選手の代わりがいないから発想の転換が必要と云うのは少し違う気がします。


42 
2019/03/13(水) 
速いだけみたいな書き方されてるが、それ昔の話でしょ。浅野や、まして岡野とは全く違う。
アジア大会では、背負うプレーもできていたし、速さを生かす走り方も身につけていた。単なるスピードタイプではない。
韓国戦は残念だったが、あの大会では、完全に頭ひとつ抜けた存在だった。
大迫が抜けて戦略変えなきゃいけなくなった時、前田は試すべき重要なオプションであることは間違いない。
森保は直接見てるし、早晩呼ばれる選手だと思う。











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