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レアル・マドリーにおいてジネディーヌ・ジダン、クリスティアーノ・ロナウドの退団、マルセロの不振などといったネガティブなトピックに並ぶのが守護神の不安定さだ。そう、ティボー・クルトワを指してのことである。

クラブは、ロシア・ワールドカップのベストゴールキーパーに対してケイラー・ナバスの実力を凌ぐ活躍を期待していたが、今のクルトワにはチェルシーでNo.1ゴールキーパーだった頃の存在感はみられない。
(文=アミー・ルスカイ)

◆超えられない「デ・ヘア」の壁

ティボー・クルトワは、チェルシーの正守護神として在籍時に4つの主要タイトルを獲得したが、当時プレミアリーグのベストゴールキーパーとして認識されていたわけではない。

その理由は、ダビド・デ・ヘアの存在だ。

クルトワは現在、世界で最も大きなクラブの1つであるレアル・マドリーの一員としてスペインで選手生活を送る。しかし彼は、ラ・リーガでもベストゴールキーパーとしての地位を確立することにてこずっているようだ。それもまたデ・ヘアの存在が関係している。

マンチェスター・ユナイテッドに所属するデ・ヘアは、クルトワからおよそ1,000マイルも離れた場所でプレーしているにもかかわらず、彼の影はサンティアゴ・ベルナベウから消え去ってはいない。デ・ヘアはおよそ4年前、この場所でプレーすることがほぼ確定していたのだ。

デ・ヘアのマドリー行きとケイラー・ナバスのユナイテッド行きは決定事項となっていたが、FAXの故障という不可解な理由によって破談に。それから、レアル・マドリーはゴールキーパーに関する悩みを抱え続けることとなる。

◆ナバスは真っ向勝負の構え

ナバスが4シーズンで3つのチャンピオンズリーグのタイトルを獲得する上で、重用な選手であったことに違いはないが、レアルは常にこのコスタリカ代表の代わりを探し続けていた。この事実は、CLのみならずラ・リーガ、スーペルコパ・デ・エスパーニャ、2つのUEFAスーパーカップ、そしてクラブ・ワールドカップといったタイトルを手にしてきたプレーヤーにとって酷なことであった。

ナバスはしだいに自らのフラストレーションを周囲に漏らし始める。彼は今シーズンのはじめ、自らが置かれた状況について公に嘆きの言葉をぶつけていた。

「3つものCLのタイトルを獲得したのに、プレーできなくなるなんて」

しかし重要なのは、ナバスが粘り強くその地位を守り続けているということだ。ナバスは自らの力が決してクルトワに劣っていないことを知っているのだ。

それは「私がここを去るのは、自分が第1GKになれないと悟ったときだ」と先月に語った言葉からも明らかである。ナバスのクルトワと競う姿勢をまったくもって変えていない。4年前、ナバスがデ・ヘア加入によってレアルを去ろうとしていたのである。それを考えれば、彼がデ・ヘア、そしてクルトワの2人についてそれぞれどのような考えを持っているのかがよく分かる。

◆問題は足元の技術

デ・ヘアは、マンチェスター・ユナイテッドのサー・マット・バズビー年間最優秀選手賞を4回受賞、PFA年間ベストイレブンに4年連続で選出されている。ユナイテッドのチームとしての順位が4位、5位、6位、2位に終わっていたにもかかわらずだ。

そしてデ・ヘアは今や、本当に世界一かどうかは別として、世界で最も優れたゴールキーパーのうちの1人として評価されている。

一方、クルトワの評価はデ・ヘアと比べると霞んでしまう。彼が優れたゴールキーパーであることに疑いはないだろうが、「最も」優れたゴールキーパーの仲間入りは果たせていないのだ。

その原因は、この26歳の足元の技術にあるといえるかもしれない。クルトワ自身もそのことについては認めている。「おそらく私の(足元の)技術はベストではない」

一方で、「とはいっても下手なわけではない。ときどき質の悪いパスを出すこともあるが、私は自分で『足元の技術が高い』と言っているにもかかわらず、私よりもミスの多いゴールキーパーをたくさん知っているんだ」とも続ける。確かにクルトワが言うことにも一理ある。

実はクルトワは今シーズン、相手のシュートにつながるミスを今のところ1つも犯していない。対して、アリソンは5つ、マルク・アンドレ・テア・シュテーゲンは4つ、マヌエル・ノイアーは3つ、エデルソンは3つ、ケパ・アリサバラガは3つ、デ・ヘアでさえも1度だけそうしたミスを犯しているのだ。

クルトワ自身、過小評価には「まっとうな評価を受けていないと感じることがある」と以前から不満を示す。さらに、「現代サッカーで敗戦をキーパーのせいにするのはあまりに安易だ」とし、自己弁護を続ける。

「レアル・マドリーに多くの失点をもたらしてしまったが、私のことをよく知っている人であれば、今シーズンのプレーが悪くないことが分かるはずだ。周りの声はあまり気にしないようにしているよ」

◆パフォーマンスはレアルの水準に届いていない

しかし、クルトワがボール運びの問題を、ミスがないことや多くのセーブによって補っていると主張しても、逆風が弱まることはない。スタッツ上ではミスがカウントされてはいないが、クルトワの最近のパフォーマンスそのものは及第点とはいかず、直近8試合でクリーンシートを達成したのはたったの1試合だけだ。

先に述べたゴールキーパーらと比べると、クルトワのセーブ率は、ノイアーとケパを除いて著しく低い。その事実は、CLベスト16ラウンドのアヤックス戦、ファーストレグにおいてレアルに重くのしかかるーーはずだった。

しかし、ニコラス・タグリアフィコがクルトワのミスにつけこみネットを揺らした際には、VAR(ビデオ・アシスタントレフェリー)が彼を救済した。

クルトワへの批判の大きさはアンフェアなものといえるかもしれない。しかし、彼がレアル・マドリーの欲するような、ナバスを超える存在にはなれていないのが現実なのだ。

レアル・マドリーにとって、タイトルや個人賞を獲得した経験のある2人のトップクオリティのゴールキーパーを自由に起用できるのは幸運なことかもしれない。

しかし、彼らはデ・ヘアをベルナベウに迎え入れるまでは、“決して”満足することはないだろう。

文=アミー・ルスカイ/Amee Ruszkai
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190227-00010019-goal-socc&p=1



1 2019/02/27(水)
ナバスがグティのようなルックスであれば絶対にマドリーで今以上の評価、扱いをうけていたはず。間違ってもタイトル取ってるにも関わらず、デヘアやクルトワを獲得しようとはしなかっただろう。
マドリーはそういうチームだし、今までも実際そこを考慮しての選手選考をしてきてるからな。
ナバスはいいキーパーだし、あれだけレアルに忠誠を誓って結果も出してるのに気の毒でならない。


2019/02/27(水)
元々移籍前にヤフコメですらクルトワはそんなに良いGKじゃないナバスの方が良いって意見をよく見た気がする。まあまだ移籍したばかりだし、判断を急ぎすぎな気はするが、ちょっと問題発言が多くお騒がせ君な所もあるからね。気長に見守ろうよと擁護する気にはさせてくれないかなぁ。叩かれやすい状況を自分で作ってるのは自業自得だね。


2019/02/27(水)
クルトワが叩かれる程までに悪いとは思えない。
オブラクやデヘアと比べれば1歩劣る感は否めないが。
ナバスはハイボールに難有るしポジショニング悪いことも見受けられる。しかしパフォーマンス全体を考えればクルトワを獲得するほど悪かったかといえばそうも思わない。
何よりGKより先に補強しないといけないとこがあるだろう感がすごかった。これが今になって火種になっているようにも…


2019/02/27(水)
クルトワがイケメンなら獲得は理解できたが
別にそうでもないので正直謎だった。

クルトワの方が少し優れていようと、
CL三連覇出来た時点で
別にナバスで良かったわけで
ジダンやロナウドの穴を埋める方に
もっと大金を使うべきだったと思う。


2019/02/27(水)
ナバスのほうがいいというよりクルトワは良くない
身長が高いから防げてる部分はもちろんあるけど、それだけしかないと思ってる
チェルシーのときから思ってたのが、世界最高レベルで試合するにはポジショニングの取り方がヘタ
おそらく身長高いから普通のレベルなら難なく止められるんだろうけど、自分の置かれてる立場が世界最高峰の選手ばかりとなるとさすがに修正が必要と思う
でも、シーズン中盤過ぎても修正できてない

もともとクルトワはCLでバルサにボコられてたのに、なんでレアルが獲得したのか謎やったけどね 笑
関係ないっていう人もいるけど、イメージってパフォーマンスに大きく影響するからバルサ戦は使わないほうがいいよ


2019/02/27(水)
ナバスのほうがいいなんて、当たり前の世界。ずっと言い続けてきたが、ナバスへのリスペクトを評すべきで、数年かけて若手とバトンタッチをさすべきやった。しかもチームに悪影響を及ぼす人間性のクルトワとかありえへん。デヘアについてはマンUでは世界トップクラスやが、代表ではザコもええとこやし、そんな執着すべきではない。とりあえずナバスの出番を増やして勝負させて決めるべき。


11 2019/02/27(水)
クルトワは足元の技術は悪いが、スローイングはうまく、カウンターの基点としてはナバスより上。
単純にボールを止めるのはナバスの方が上だが、空中戦に弱い。
どっちもどっちだから、確かにデヘアが欲しいのは気持ちとしてはあるね。


12 2019/02/27(水)
足元云々の話あるが、アリソン5回、エデルソン3回ミスっててもリバプールはリーグ戦27試合で失点15、シティは27試合で失点20。レアルは25試合で30失点だからな。チーム力もバラバラだこら全てとは言わないが、GKの良し悪しも関係してるでしょ。
しかも前述2人は得点の起点にすらなれるしな。クルトワとはレベルが一つ違う。


13 2019/02/27(水)
クルトワは来るタイミングが悪かったです。
とりあえず、プレーとは関係ない発言は控えて、試合と練習に集中してほしいですね。せっかく良い選手なのですから。
ナバスとデヘアとはずっと比べられるでしょう。なんと言ってもレアルというメガクラブに在籍しているのですから。


15 2019/02/27(水)
デヘア、テア、アリソン、クルトワ、ロリスなど世界トップクラスのキーパーいるが、個人的にはナバスが一番反射神経イイと思うしし運動能力高そうだから好きだな!
負ける気しないならスタメン定着に向けて頑張ってもらいたいね。


16 2019/02/27(水)
デ・ヘアでもどうかと思う。
クルトワもデ・ヘア堅守なチームにいて輝いてたから、そもそもマドリーが必要とするGKなのかって思う。
能力が劣ってるというよりタイプの問題な気がする。
まぁクルトワよりデ・ヘアの方が絶対にいいと思う。


17 2019/02/27(水)
クルトワは、マドリー来てから人を引きつけるスーパーセーブってのはあまり見ないから、評価が低いのかなとは思う。
ただ、安定感という意味ではナバスよりクルトワの方が上だとは思うんだ。
まあ、良くも悪くもサッカーってのはエンターテイメントだから難しいところだよね。


18 2019/02/27(水)
そもそもクルトワはデヘアよりレベルの劣る選手なんだよ
チェルシーサポならよく分かるだろうが普通に打たれたら普通に入っちゃうキーパー
レアルに行ってからは分からないけど股下なんか特にゆるゆるだった
ただ長い手足を活かしたセーブもあるしハイボール処理は世界最高峰だしそこからのカウンターは大きな武器になってた


21 2019/02/27(水)
発言はともかくマドリーでのクルトワは安定感ありますけどね。試合を見てれば分かると思いますが。


22 2019/02/27(水)
デヘアが来てたらナバスがユナイテッドに行ってたかもしれないとすると、今はクルトワとナバス2人を保持してるってのはある意味では良かったのかも。


23 2019/02/27(水)
サッカー史上CL3連覇したGKはナバスしかいない。クルトワも素晴らしいGKだが経験と結果があるナバスには及ばない。


25 2019/02/27(水)
デヘアの影は知らんけどナバスの方がクルトワよりいいとは思えないけどね。
確かに貢献はしてるが、ナバスはポカが本当に多いよ。
意味わからないポジショニングもよくあるし。

クルトワはレアルに移籍してまだ期間は短いけど安定してるように思えるけどね。
レアルキーパーの弱点だったハイボールの処理も安心して見れるし。
ただ唯一は股よ。股がガバガバ。


26 2019/02/27(水)
チェルシーでは良かったよ。デヘアはビックセーブが多いけれど、チームとしての実績はクルトアの方が上。GKも派手なセーブがある方が目立つのは事実。あと、デヘアはレアルにいかない方がいいと思う。常に批判される立場より、周りからサポートを受けられるユナイテッドの方がいいよ。


27 2019/02/27(水)
贅沢なクラブだな。

実績豊富なナバスでいいような気もするが。
チャンピオンズリーグでベスト4以上はかたい。

それにしても、こんな雑音の激しいクラブで
カシージャスは長年評価を得てきたのだから
素晴らしい。さいごは寂しい去りかたではあったが、上司との関係でおかしくなったのだろう。


28 2019/02/27(水)
ハイボール、ポジショニング、年齢(若さ)はクルトワが上
一対一、PK、人格はナバス
足元、フィードは両方上手くないしどっこい
安定という意味ではクルトワだし、ビッグセーブ(に、見えるものも含めて)はナバスかな

たしかにナバスは実績もあるし俺も好きだけど、クルトワに関しては試合見てるか知らないけど過小評価だと思うね
まぁ口が悪いし自業自得なとこはあるけど


29 2019/02/27(水)
クルトワがベストまで評価されない理由として、足元だけではなく集中力が欠けることがしばしば見られることや最後尾からチームを鼓舞する力が少し物足りないところだと思う。


31 2019/02/27(水)
マドリーの試合は欠かさず見ているけど絶対クルトワの方がいいと思う。
まずナバスは瞬発力は良いけどポジショニングが悪い。さらに足元の技術が酷く、この間のコパでのクラシコ時にプレスかけられたらすぐ蹴り上げてバルサボールになっていた。クルトワの方が全然繋げられる。今の時代キーパーの足元も要求される。
それにクルトワは何度もスーパーセーブしてチームを助けてくれる。安定感がある。 
ナバスはCL三連覇に貢献したキーパーだから実力は確か。腐らずに頑張ってほしい


32 2019/02/27(水)
いや、ナバスはCLはまぁまぁまともだったけどリーガはひどかったし試合見ながら何回もさようならって言ったわ。
クルトワは悪くないけど良くはない。
凡ミスないけどビッグセーブもないって感じ。
デ・ヘア獲れるなら獲りたいだろうね。


33 2019/02/27(水)
ナバスのほうが大一番強いし、クルトワ重宝する理由がそこまでないのにな。


34 2019/02/27(水)
クルトワの完全に崩された時の「それは私無理です〜」みたいな棒立ちの失点が一番腹立つ。
最後の最後まで絶対に諦めない姿勢がクルトワには足りないと思う。
リーガにいる限りオブラクがいるしNo.1には絶対なれない。


36 2019/02/27(水)
クルトアはマドリーに来て1年目。まだチームメイトの癖や戦術的なポジショニングが身につききっていない。当然経験上ナバスの方がよく感じるのは致し方ない。でもこれはもう少し様子を見るべきことであってすぐにデヘアと比べてどうのこうのいうこのライターは多分ゲームのやりすぎだろう。


37 2019/02/27(水)
クルトワ別に悪くないよ
ポカもないし、不安定でもない
まあ、ビックセーブが少ないから印象が薄いのかな


38 2019/02/27(水)
クルトワは身長ありきの実力というか、もちろん世界のGKを並べた時にSランクではあるが、間違いなくその中では最下位。ナバスの方が堅いし、それを言うならデヘアの方が実力は圧倒的に上。自国のデヘアが既定路線だったのにクルトワ獲っちゃったばかりに…


40 2019/02/27(水)
ナバスはリーダーで人格者、クルトワは未熟な若造。クルトワの長所は空中戦の強さしかない。地上戦はナバスが圧倒的に強い。


41 2019/02/27(水)
クルトワは、GKの能力としては世界トップクラス。
GK以前にピッチの上の選手で失点を減らす努力が必要。











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