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◆2年連続ベスト4進出に導いた本田監督は、プレスから技術の時代への変化を予言

「高校サッカーの時代が変わる」

 流通経済大柏(千葉)は5日、第97回全国高校サッカー選手権の準々決勝で秋田商(秋田)を1-0で破り、2年連続ベスト4進出を果たした。試合後、本田裕一郎監督が語ったのは、今後高校サッカーが迎えるであろう“変革”だった。

【一覧】第97回全国高校サッカー選手権大会「出場全48代表校」

 フクダ電子アリーナで行われた秋田商戦は、まさにプレッシングの応酬だった。2回戦の徳島市立(徳島)戦、3回戦の星稜(石川)戦もハイプレスによる一進一退の展開から、最終的にはセットプレーのチャンスをものにして競り勝ってきた。試合の流れから崩すことを許さない激しさが、毎試合続いていた。

 本田監督は今大会、勝ち上がるチームの特徴として「プレスが例年以上に速い」ことを挙げ、高校サッカーにおけるプレッシングはもはや必須条件だと指摘している。

 確かに今大会は各チームの選手に自身の武器について尋ねると、その多くから「ハードワーク」という答えが返ってきた印象が強い。どのチームも日々の練習から血の滲むような努力を徹底してきた賜物だろう。そのうえで、そのハードワークが主体となる時代は間もなく終焉を迎えることを予言している。

「プレスが軸となるスタイルは、これから2、3年続くと思うが、その後は、そのプレスを攻略するための、技術の時代がやってくる。今の高校サッカーはドカ蹴りのイメージが強いと思うが、ボールをしっかりとつなぐ技術が中心となる時代がやってくると思っている。プレスをかけられたうえで、それをかいくぐれる技術が“本物の技術”ですね」

◆高校サッカーの変革を歓迎「日本人の質を向上させるうえで非常に有益」

 本田監督は、数年後に高校サッカーの変革が訪れると語った。世界を見渡しても、スペインが“ティキ・タカ”と謳われるポゼッションサッカーで2008~12年にかけて、ワールドカップ(W杯)優勝、欧州選手権制覇を達成し、史上初となる主要国際大会3連覇を達成するなど黄金期を築いた。

 しかし、その後はドイツの縦に速いコンパクトなサッカーに主流スタイルが移り変わると、ロシアW杯ではフランスが堅守速攻のスピーディーなサッカーで優勝を飾り、新たなトレンドを予感させている。

 世界のサッカーも時代が移り変わるなかで、現在ハードワークとプレッシングが中核を担う高校サッカーにも変革の時期が訪れるのかもしれない。

「そして、そのような時代がやってくるのは、日本人の質を向上させるうえで、非常に有益なことですね」

 本田監督は最後に、微笑みながら新たな時代の到来を歓迎していた。

Football ZONE web編集部・城福達也 / Tatsuya Jofuku
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190106-00159527-soccermzw-socc



1 2019/01/06(日)
サッカー王国とされた静岡の技術でいなすサッカーに対抗すべく、九州では小嶺監督率いる国見がロングボールやロングスローを多用して、フィジカルとスタミナで対抗するパワーサッカーが台頭し、千葉では市船の布監督が堅守を中心としたカウンターサッカーがスタイルを確立させ、2強時代を築いた。そうしたなかで野洲や久御山などがバルサ流のテクニックやパスサッカーを駆使して躍進し、新風を吹き込んだが、時代は世界のトレンドとリンクするように再び激しいプレスと縦に速いサッカー、そしてセットプレーが主流になり、最近はロングスローやロングボールを多用するチームが増えている。巧さより強さ、美しさよりも激しさが求められ、どのチームもトーナメントを勝ち抜くための戦い方に苦慮している。先の静岡の低迷はこの流れに完全に乗り遅れているからと言える。本田監督の言う通り、今度はいかにこのハイプレスを掻い潜れるかの勝負になるのだろう。


2019/01/06(日)
その見解に同感ですが技術の基礎ができていないとなかなか高校3年間で難しいかも。わが静岡県の事を述べると、技術の高い代表的な学校で静岡学園がある。その戦い方をみると、以前から個々の選手は全国レベルの技術があるが、使い所が甘い気がする。連携をとれば簡単に抜けられる所をボールを持ち過ぎたり、余計な横パスして時間をかけ過ぎチャンスを逃したり、そのように技術の使い所をよく研究する必要があると思う。勿論指導者は十分理解してやって来たと思うが、今後それらをさらに体系的に取り入れてゆけば素晴らしいチームになると思う。


2019/01/06(日)
というより、極端すぎるんだよな。流経も青森山田も、選手個々の能力は極めて高い。だから今のトレンドがハイプレスやロングボールだったとしても、もう少しポゼッションを高めることもできるはず。なのに、それをしようとしない。

ポゼッションなのか、堅守速攻なのか、話が極端すぎる。時間帯によってはポゼッションする時間も必要になるし、うまくブレンドさせないといけない。

今何をすべきなのかって臨機応変さに欠けているところが日本の弱いところでもある。今年の高校サッカーはロングボールを簡単に蹴りすぎている。技術力がどうというより、今蹴るべき時なのかって判断力の方が気になる。ただ監督に言われたことをやっているだけにしか見えない。1つのスタイルしかできないことこそ問題。


2019/01/06(日)
最近の高校生は普通にうまいと思うよ。でもうまいんだけど何か足りないというか。
大昔の高校サッカー全盛時のようなスター選手がいないんだよね。少し前だと柴崎とかもっと前の乾はやっぱり別格だったけど。
高校サッカーをあえて選ぶ人もいると思うけど、クラブに残れず選ぶ人が殆どだと思うよ。
日本代表だって2018年までは高校サッカー出身者多かったけど今年以降はクラブ出身が多く占めてます。
高校サッカーは育成というよりも一発勝負の為の試合でしょ?気の毒なことにPKで決まっちゃうし。まあしょうがないね。あと監督の方針も大きいね。あくまで学校主体なので。
ボカーンと蹴るのではない、ポゼッションサッカーみたいと思うけどそんな余裕ないと思うよ。
たまにみれた時は嬉しくなりますね。
余談ですが、心配だったのが3年生のセンター試験、準備大丈夫かなあ?と思ったけど多くの人には関係ないんですね。笑。


2019/01/06(日)
口で言うのは簡単。
毎年、これを実践して選手達の体に染み込ませるまで実施できるというのはスゴいことだと思います。
若い選手も昔に比べると質の高いサッカーを学ぶ機会も増えて、戦術理解が高まってるというのもあるのかな。


2019/01/06(日)
勝敗は時の運とは言え、基本的にプレミアリーグやプレミアリーグ昇格戦を戦ったチームが勝ち抜いて来る。そういう厳しいリーグで揉まれた結果が、一発勝負の選手権にも顕在化するという事なんだと思う。あとはアンダー代表の影響もあるのだと思うけど。


10 2019/01/06(日)
個人的な意見で言うとそれでもハイプレスを前後半やり続けれる学校が1番強い気がします。
そのハイプレスをかいくぐれる技術が本物という意見には賛同します。
しかしそれをFP全員もしくは中盤から前線の選手がみんな持ち合わせ、フルタイムやり切るのは現実的ではない気がします。勿論、パスワークだけではなく、ドリブルやダイレクトプレー等、技術にも幅広いですがハイプレスの徹底された包囲網は中々しぶとく、ましてや高校生の鍛え上げられた体力での連動したプレスは本当にやっかいです。
プレミアリーグとかを見てるとその連動したプレス自体に芸術性すら感じます。
例え、閃くようなプレーで裏を取れたとして次の矢次の矢で潰されます。
あれほどのプレスをトータル全員が出来るのであればフィールドのどこにも自由がないなぁと感心します。

そうなると余談ですが少し前のバルセロナは異常ですね。全く捕まらなかった。


11 2019/01/06(日)
強豪校とユースとの違いは一点とれば強豪校はすぐブロックをひく。もう一点を取りに行こうとしない。それは予選からどこの高校も見られること
ユースは一点とっても縦への推進力は衰えない。
そこの意識から変えて行く必要がある。
毎年毎年選手権だけをテレビで放送するのではなくプレミアや高円など幅広くテレビで公の場にサッカーを見させること。なら普段から意識が高まる。よりプラスになるとおもう


12 2019/01/06(日)
逆に高校サッカーは一部を除いてよりフィジカルとプレッシングを重視したサッカーに傾倒していく気がするな。

強い激しいプレスを掻い潜れるような選手はJユースに集約されていくんじゃないかな?

人口が減っていくからより極端から極端に走る可能性もあると思う。


14 2019/01/06(日)
ジャンケンじゃないけれど、戦術が繰り返され繰り返す度に精度をあげていくものかと。
これが土台を固めながら世界の主流の先を行けるようになればフル代表も強くなれるのではと思う。
日本の強みは分析力もあると思うので。


15 2019/01/06(日)
なんか勝手なこと言ってる人がいるが高校3年間で自分たちのチームとしてできるのは1年も無くチームが毎年入れ替わる中で、パスサッカーを全国レベルまで極めるのはなかなか厳しい話。だから前線に蹴るサッカーになるのはある種しょうがないと思っていた。
これからどうなるのか楽しみですね。ただチームによってパスサッカーの定義的なものって違うと思うので高校である程度できてしまうと次に進んだ時に対応難しくなるのかも?


16 2019/01/06(日)
パスサッカーはパスサッカーでも
ワンタッチによる360度方向のパスサッカーが日本には足りないかなーと思う。
ブラジルがよくやって日本のDFが簡単に剥がされてる。
エジルも後方(自分は見えてない場所)に対するワンタッチパスが異常にうまかった。

まさに森保ジャパンになってこのワンタッチワンタッチのプレーが見られるようになってきて、
中島、南野、同安の連携でウルグアイにやりたい放題やってた。


17 2019/01/06(日)
フィジカル、単純な速度で劣るなら、
敵の意表をつくワンタッチパス(とくに後方)を磨くべき。世界でできる人はいる。


19 2019/01/06(日)
一発勝負でロングボールを多様してしまう理由はわかる
選手全員が高校でサッカー辞めてしまうならそういうサッカーをするのはいいが、その先もサッカー続けていくのであれば監督も考えを変えて欲しい
古い話になるが乾がいた頃の野洲高校を見たときは衝撃的だったな


20 2019/01/06(日)
そこまで高校サッカー見てないですけどトーナメント試用の戦術ってことも大いにありそう。
普段のプレミアや県リーグと一発勝負の選手権、インハイだとリスクの少ないスタイルになるのかも。あとそもそも基礎技術のある選手は元からユースに行くから高校に流れてこない説


21 2019/01/06(日)
駅伝もそうだけど
この大会が華々しくて
憧れて強豪チームに加入してくるやつ
多いんだろうけど
トーナメントに勝ち抜くためのサッカーに
なるから、育成面のポイントがずれてくる。

上手いやつはそんな環境でも育つんだろうけど
出会いや伸び代をもっと引き伸ばさせることができるはずなのに勿体ない大会である。

儲かるコンテンツを手放して、日本サッカーの為にという気概がないテレビ局の方針は
残念である。


22 2019/01/06(日)
ほとんどの高校にサッカー部があり、中には部員数が240名いたり、全国大会の決勝に、5万人以上の観客が詰めかける。世界的には、極めて異例。勿論単なる部活として取り組む生徒が大部分だが、将来プロになりたい、日本代表になりたい、海外のチームに行きたい。勿論Jリーグの下部組織に所属する学生も少なくない。ワールドカップで好成績も重要だけど、多くの学生がサッカーをできる環境は続いて欲しい。


24 2019/01/06(日)
中途半端なポゼッションは諸刃の剣
一発勝負のトーナメントが続く高校世代で
自陣のゴールから遠いところで試合をしたいのは当然の流れ
プレミアやプリンスリーグならいろいろ試せるけど
ディフェンスや中盤の底から組み立てる度胸と技術が追いつくかは
1年ごとのチーム作りしてる限り難しいんじゃないかな


25 2019/01/06(日)
ここでいう"技術"って、個人・組織・戦術としての技術
市船が試行錯誤してるけど全国でも数年で実現できるのは少ないと思う


26 2019/01/06(日)
高円宮杯プレミアではJクラブの壁に阻まれ、
高校勢がなかなかファイナルに進めない状況が続いてますが、
こういうコメントを見ても戦術的に若干遅れているという印象が否めません
トップクラスの高校はせっかく良い選手集めてるのにもったいないなあと


28 2019/01/06(日)
コメント欄をざっと見ても、
高円宮杯の存在を知ってる上で書いてる人とそうでない人とでハッキリ分かれている。
選手権一辺倒ではなく、他の高校サッカー(ユース含)の大会ももっと知られるべきだなと思います


29 2019/01/06(日)
結局は時代にあった戦術に対応できる選手が残るだけ。
このままで本当に良いのだろうかと毎年気にして見てます。
日本サッカーはどこに向かうのだろうか。
きっと答えは一生でないと思う


31 2019/01/06(日)
昨日の瀬戸内高校はすごかった。身長が全体的に低く、セットプレーで関川君あたりに押し込まれてしまうかもしれないけど、あの鬼プレスを回避できるくらいの、技術もあると思った。千葉県民ながら瀬戸内のサッカーの虜になってしまいました。


32 2019/01/06(日)
敗退したが帝京長岡がフットサルスタイルを取り入れ躍進したように、高校サッカーのトレンドに明らかな変化がある。
日本サッカーの未来は明るい!


33 2019/01/06(日)
瀬戸内高校時代の安部裕葵のように自分はプロになると強く決意している者もいるし、引退しようとする者もいる。
そこの差があることも、戦術の理解の一致が容易でない要因の1つかもしれない。


35 2019/01/06(日)
高校サッカーよりユースの方が格段に強い。本当に上手い人材は選手権では見れない。本当に面白い大会にするならユースも選手権に参加できるようにしてほしい。


36 2019/01/06(日)
難しいことはわからんが高校サッカーのレベルが年々上がってるのは確か。
そこから世界的に通用する選手がたくさん出てきてくれることを願うだけです。


37 2019/01/06(日)
静学の技術が高いなんて昔の話、今の技術の高い子は小中からユースへ行く高校年代から大きな技術の成長など出来ずフィジカル重視の傾向にある。


40 2019/01/06(日)
今まで石川と富山の陰に隠れてた、福井の丸岡も負けはしたけどいいサッカーしてた。

ホント全国のレベルが物凄い上がってる。


41 2019/01/06(日)
楽しみにしてますよ!日本サッカーを強く!


42 2019/01/06(日)
昨日、この試合の後半25分過ぎから見てましたが、主審のホイッスルからホイッスル、あるいはスローインからスローインまでのプレー時間が長くても30秒くらい、短いと12秒とか。

つなぐどころか、前に前に、スペースに、どんどか蹴る感じの展開だった。

観てる方はつまらない。プレーがぶつ切りなので。

技術力は確かに無いなと思った。つなぐ技術。











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