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◆不遇のときを過ごした香川

白熱する欧州各国リーグ戦は前半戦の日程が終了。ワールドカップイヤーの2018年は熾烈な戦いが各地で繰り広げられた。そんな世界最先端で戦う日本のサムライたちは、どのような前半戦を送ったのだろうか。『Goal』は、そんなサムライたちの戦いを振り返る。今回は、ドルトムントで不遇のときを過ごす香川真司だ。
文=遠藤孝輔(サッカージャーナリスト)

【12月第5週日程まとめ】2018年末も海外サッカー漬け!今週の注目試合日程をチェック

前半戦の評価:5(5段階評価で1が最高、5が最低)
立ち位置:トップ下の3~4番手
公式戦出場記録:4試合・0得点
移籍オススメ度:90%
噂の移籍先:ベシクタシュ

◆「ファーブル体制下でのビッグルーザー」とも

ヨーロッパでのキャリアを始めた2010年夏以降、最も不本意なシーズン前半だったに違いない。2018-19シーズンのブンデスリーガでヘルプストマイスター(17節終了時点の首位チーム)に輝いたドルトムントの躍進に絡めず、香川真司は国内リーグ2試合、DFBポカール1試合、チャンピオンズリーグ1試合出場の成績を残し、ドイツで通算7シーズン目となる前半戦の幕を閉じた。難しい時期を過ごした日本人MFに、現地メディアは「ファーブル体制下でのビッグルーザー」(『LIGALIVE』)と手厳しい。

厳密に言えば、もう1試合出場している。3人までオーバーエイジの同時出場が可能なU-21主体のドルトムントIIに招集され、11月6日、レギオナルリーガ(4部)西地区の12節エッセン戦で先発フル出場。全5得点をアシストし、格の違いを見せつけた。とはいえ、本人は喜ぶ気が起きなかったはずだ。なにしろ、その日はトップチームが敵地でアトレティコ・マドリーとチャンピオンズリーグを戦っていたのだから。

この一戦でのアピールも実らず、香川は10月31日のDFBポカール2回戦(対ウニオン・ベルリン)を最後に、公式戦で一度もベンチ入りを果たせなかった。セバスティアン・ローデやジェレミー・トルヤン、アレクサンダー・イサクらとともに、ルシアン・ファーヴル監督の構想外となっており、1月にオープンする移籍マーケットでの退団が決定的な状況だ。12月中旬、ミヒャエル・ツォルクSDが「シーズン前半が終わったら話し合う。彼の不満は理解している」と語ったように、クラブも放出容認の構えを見せている。

ブンデスリーガで先発したのは、たったの一度。第4節のホッフェンハイム戦で、トップ下としてスタメンに名を連ねた。しかし、インパクトを残せずに、0-1のビハインドだった70分に交代を命じられた。この一戦で結果を残せていたら、状況が変わっていたかは分からない。ただ、現地で根強く残る「香川のプレーが見たい」というファンの声は少なからず強まっていただろう。

◆トルコの名門が“ポスト・リャイッチ”としてリサーチ

移籍推奨度は100%に近い。前半戦でリーグ最多の44得点を叩き出した攻撃陣に割って入る余地はなく、香川の本職である4-2-3-1システムのトップ下にはロイスが君臨。ワールドクラスのプレーを連発している主将が欠場しても、CL第6節のモナコ戦で先発したマキシミリアン・フィリップ、あるいはマリオ・ゲッツェ(今季はCFでの出場が基本)が2番手以降に控えている。どれだけコンディションを整えても、チャンスがもらえない以上、香川としては新たな環境を求めるほかないだろう。

気持ちは移籍で固まっている。11月下旬に新たなチャレンジを求めている心境とスペイン行きの願望を明かし、12月23日の帰国時にも改めてその思いを公言した。ただ、移籍先に関してはラ・リーガ以外の選択肢も捨てずに、オファー次第という構えを見せている。環境適応の問題などからシーズン途中の移籍にはリスクがつきもの。はたして、理想の新天地と巡り合えるだろうか。

香川に興味を抱く移籍先候補は、トルコ紙『ファナティック』が報じたベシクタシュ。日韓ワールドカップでトルコ代表を3位躍進に導いた名将、シェノル・ギュネシュ監督率いるトルコの名門だ。基本システムは4-2-3-1で、ポルトガル代表のリカルド・クアレスマやクロアチア代表のドマゴイ・ヴィダが主軸を担う。元ホッフェンハイムのライアン・バベルや、元マインツのロリス・カリウスなどブンデスリーガ経験者も少なくない。

その名門が香川をリサーチしているのは、今夏にトリノからレンタルで加入したセルビア代表のアデム・リャイッチが「ナンバー10」としての期待に応えていないから。当然ながら即戦力の待遇であり、出番が増えること請け合いだ。ベシクタシュは6月末までのレンタルを望んでいるようだが、1年前に同じイスタンブールに本拠地を置くガラタサライへ移籍した長友佑都のように、活躍次第では完全移籍に切り替わるだろう。

◆エヴァートン、ウェスト・ハム、シュトゥットガルトの可能性は…

今夏に噂されたセビージャ、11月に浮上したエヴァートン、ウェスト・ハム、シュトゥットガルトといったクラブの名は、ここのところ聞かれなくなった。ただ、移籍交渉が水面下であっという間に進むのはサッカー界の常。エヴァートンはアーロン・ラムジー(アーセナル)、ウェスト・ハムはサミル・ナスリ(無所属)など、依然として攻撃的MFを狙っている。また、シュトゥットガルトは12月22日、ヘルタ・ベルリンで不遇をかこっていたウインガーのアレクサンダー・エスバインを獲得。課題の攻撃力アップへ、本格的な動きを見せている。

スペインへのこだわりを持ちつつも、「自分自身を生き生きとさせて、より自我を強調したい。次の移籍先ではそこにトライしたい」と語る香川にとって、来年1月は今後のキャリアを大きく左右するターニングポイントになりそうだ。いわばどん底を経験しただけに、あとは這い上がるだけ。3月に迎える30歳の誕生日を目前に、大きな岐路に立った香川の巻き返しに期待したい。

文=遠藤孝輔(サッカージャーナリスト)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181226-00010004-goal-socc&p=1



1 2018/12/26(火)
香川には自分に合ったチームでまだまだ輝いて欲しい。


2018/12/26(火)
香川はまだまだヨーロッパでやれると思うけど
今と同じ様な状況にならないクラブに移籍して欲しい。
上位クラブ程選手層が厚いのは当然だし
かと言って下位クラブに行くとカウンター中心で
香川のスタイルに合わなかったりする。
年齢を考慮しても自身が求めているレベルに移籍するラストチャンスだと思うし
慎重に移籍先を決めて欲しい。


2018/12/26(火)
香川はまだまだヨーロッパでやれるはず!まだまだ日本代表には必要だと思います。

ただ、怪我やコンディション不良がクラブチームで立場を悪くしてるみたいなので、ファンとしては代表戦でみる機会が減るのは寂しいですが、大事な国際試合以外は合流を見送り、まずはクラブを一番に考えてほしいです。

ヨーロッパで不遇をうけてる選手をみてると長距離移動やらなんやらで親善試合に参加した選手はのきなみ調子を落として立場が悪くなってるように感じてしまう。


2018/12/26(火)
香川は試合にさえ出れれば、まだまだ遣れる選手だから早めに移籍を検討した方が良いだろう。

香川にはまだまだ頑張って貰いたい。


2018/12/26(火)
日本代表選出はクラブで頑張ってる先のオプションみたいなもの。
まずはクラブで納得出来る動きと活躍が出来ないと、どんどん選出生命が縮んでいく。長友にしても、本田にしても代表うんぬんの前にクラブでしっかり頑張っているわけだし、今冬まで我慢だったかもだけど、この冬市場でしっかりと条件の良いチームに移籍して欲しい。


2018/12/26(火)
ヴィダもバベルもクアレスマもメデルも放出(出来るかどうかは別)だと言われているのにその程度のことも調べる能力が無いのか…
そしてベシクタシュが補強したがってるのはFWとDFで香川のポジションではない
付言すると「fanatik」は正真正銘の妄想飛ばしメディアであって情報源にしていいものではない
これは「fanatik」に限った話ではなく、トルコのようなリーグだと情報源はよく調べて選ばないといけない
シュトゥットガルトはともかくエヴァ―トンやウエストハムは信憑性の高い地元メディアがニュースにしたわけではない
妄想メディアの書いた記事がまわりまわって…というよくあるやつだ

現段階では香川についての移籍を巡る手掛かりになる情報はないとしか書けない
アクセス数稼ぎたいのは分かるが、専門メディアを名乗るなら少しは仕事に対して誠実さを持ったらどうなのか?


2018/12/26(火)
香川は大丈夫。どこへいってもファンは応援する。納得のいく移籍になりますように。


10 2018/12/26(火)
ゲッチェが本当に復調しチームにとって中心の選手になりうるなら世代交代の意味も含め香川は移籍で良いと思う。
ドルトムントも世代やサッカースタイルが変わっていっている中で、本来ならもう1~2年前にでも移籍しておいても良かったのではないかと思う。今の試合に出られない状況でどう評価されるか。
W杯にかけた分リスクが出てきちゃったかなって気もする。


11 2018/12/26(火)
冬は即戦力が欲しいから香川のように実力のあるベテランが格安で取れるなら得だと思うけどね。ただスペインは貧乏だからなあ。


12 2018/12/26(火)
香川や錦織という世界の第一線で活躍するスポーツ選手が30歳目前になっていよいよ円熟の域に入ろうとしていますねー
残り何年かはわからないけどまだまだ世界を魅了するプレーがみたい!!

香川に関してはできればスペインで欧州カップを争うくらいのレベルのチームに行って欲しいけどなかなか難しいかなぁ

とりあえずサッカーしてる姿が見たい!!


13 2018/12/26(火)
スペインへ行けるといいね。応援してます。頑張って。


15 2018/12/26(火)
ワールドカップ直後はコンディションも絶好調だったにもかかわらずファブレ監督の信頼を得られなかったのだから好みの問題あるいはチームオーダーだったのだろう。移籍してシーズン後半輝くと信じている。


16 2018/12/26(火)
移籍金がネックかなぁ。ポジションもトップ下を置かないチームが多いし、年齢も若くないしねぇ。
ただ全然ワールドクラスレベルでプレーできる力はあるし、もし下層リーグのベルギーやオランダいったら無双レベルだろうね。チームのスタイルが合えば…。


18 2018/12/26(火)
継続的に試合に出れば何かしてくれる選手だからなぁ。試合出れるチームへ行ってくれ。


19 2018/12/26(火)
まだ20代ですし、極端に身体能力に依存したスタイルでもないので、まだまだやれると思います。

中堅どころで、テクニカルなサッカーを掲げてるところがベストかなぁと。

流石に乾とベティスで合流とかは無理かー。


21 2018/12/26(火)
正直ドイツ国内への移籍は有りだと思う
バイエルやドルトムント以外はリーグ全体が混戦だし自分がCLに導く位の気持ちを持っての移籍なら悪くないと思う


23 2018/12/26(火)
香川は年俸が高い
スペインで香川の年俸払えるクラブはまず香川を必要としてない
香川が減俸を受け入れるなら別かもしれないが


24 2018/12/26(火)
香川が希望したクラブで躍動し輝いてる姿が観たい。


25 2018/12/26(火)
他の日本人もだけど、どんな状況でも頑張れ!
応援してるから!


27 2018/12/26(火)
少なくとも、J以上のリーグで、レギュラーとして出場してもらいたい。まだまだ、活躍できるはずだ。


28 2018/12/26(火)
ビッグルーザーって言い方良くないよ
メディアの方はなんでも言えばいいと思っているんでないの、止めましょう
シンジは奮起してほしい


30 2018/12/26(火)
まずはチャンスをちゃんと与えてくれるクラブスペインにこだわらずに移籍した方がいいとおもうな


31 2018/12/26(火)
条件が合うオファーがあればリーガの下位のチームでもいいから見たい。


32 2018/12/26(火)
個人的には中小クラブでもいいからイタリアに行って欲しい


33 2018/12/26(火)
もっとやれていい。
新天地もアリだろう。


34 2018/12/26(火)
さっさと出ちゃいな、決断が遅いよ。 ユナイテッドから離れるときも遅かったし。 別にスペインとか拘るなよ、年俸にしても。 まずはちゃんと試合に出れる環境に身を置くことさ。
選手は試合に出ること、そして活躍すること、それが第一義、カネは後からついてくる。


35 2018/12/26(火)
まず間違いなくスペインのチームと交渉してるよ。じゃなきゃスペイン行きを公言しないし、わざわざバルセロナまでいかない。


36 2018/12/26(火)
スペイン希望は無理でしょ。
試合出てないし、評価問われないからリーガからは断るでしょう。
J2、米国、豪州、インド、中国、メキシコなら活躍できるし移籍した方が活躍出来ますね。


38 2018/12/26(火)
ブンデスリーガ内で移籍して欲しい。
外国人枠の心配も要らない。
言葉、文化に慣れる時間が必要ない。


39 2018/12/26(火)
明らかにパフォーマンスは落ちてる。











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