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◆井上、渡辺、藤本のトリオの意見も最大限に

 2018年のJリーグ・アウォーズも終わり、ガンバ大阪ユースの後輩である家長昭博選手がMVPを受賞しましたね! 彼のプロ初ゴールの際にはピッチ横で見届け、抱き合って祝福しました。またひとつ自慢できるネタができて嬉しいです。

 J1連覇を果たした川崎フロンターレから3年連続でMVPが出たとなると、もはや黄金期に突入したのかなと思ってしまいます。一方で鹿島アントラーズもアジア・チャンピオンズリーグを獲って、クラブワールドカップで奮闘しています。ライバルチームと切磋琢磨しながら強くなっていく。すごく良い循環ですね。

 で、話は変わって……1年前に引き続き、今年もやりました、J2ベストイレブン!

 先日、広島県を訪れ、豪雨被害に遭われた地域でのチャリティーサッカー教室に参加させてもらいました。その際、V・ファーレン長崎のGK増田卓也選手から、昨年のベストイレブンに選ばれたことが非常に嬉しかったと何度も言っていただきました。

 選手たちもけっこう興味を持って見てるんだなと実感したので、少し責任を感じますね。と言いつつ、好きなことを書きますが。

 今回は少し、アプローチを変えてみました。

 それは東京オリンピックに選出されるであろう東京ヴェルディの若手MFトリオ、井上潮音、渡辺皓太、藤本寛也と意見交換するなかで選出。彼らの意見を最大限に取り込みながら、これだと思う選手を選ばせていただきました。個人、個人の“体感”が元になっています(ただ、誰が誰を推していたのかは伏せさせていただきます)。

 フォーメーションは意外と悩みました。3-4-3か4-3-3かで迷いましたが、今回は後者に決定。理由は中盤より前の選出メンバーに合ったフォーメーションが4-3-3だったからです。その点を考慮して読んでいただけたら嬉しいです。

 まずはGKから。J1昇格チームから選出しました。大分トリニータの 高木駿選手です。ヴェルディの上福元直人選手も考えましたが、やはり昇格したという点を加味して高木選手を選びました。去年はその両選手が同じチームで切磋琢磨していたのだから、大分のキーパーの選手層は凄いですよね。高木選手は後方からのビルドアップ、安定したパフォーマンスを見せてくれました。サイズはそこまで大きくありませんが素晴らしい反応でバシバシ止めるシーンを披露して、GKの醍醐味を観客に伝えてくれました。

◆ガンバの宮本恒靖監督と同じところを見ていた?

 続きましてDF。右サイドから行かせてもらいます。残念ながら降格してしまいましたが、そのなかでも輝き続けたロアッソ熊本の田中達也選手です。

 アルビレックス新潟で活躍中の元日本代表FW、田中達也選手と同姓同名、「もうひとりの田中達也」と言われていました。ここに来てガンバに引き抜かれたということで注目を集めていますし、来季は“本家”に負けない活躍を期待しています。また元ガンバの選手としては宮本恒靖監督と同じところを見ていた、見る眼は間違ってなかったと思えて嬉しいですね。落ちない運動量とクロスの精度が良く、ヴェルディ戦でも点を取られてしまいました。来季のJ1でどこまでできるのか楽しみですね。

 センターバックのひとり目は、ツエーゲン金沢の庄司朋及也選手です。セレッソ大阪時代に一緒にプレーしましたが、あれから大きく成長を遂げて、レンタル移籍が成功している好例だと思います。DFとしての駆け引き、とりわけ金沢のマンツーマン・ディフェンスを良く理解し、1対1で強みを発揮しています。年間を通じて成長を続けている姿を見せてくれました。

 もうひとりの相方には、シーズン中にヴェルディから横浜F・マリノスに移籍した畠中槙之輔選手です。今季開幕直後から、著しい成長を感じました。練習試合からパフォーマンスも高く、3バックでも4バックでも対応できる順応性、得点力、そしてサイドへのロングフィード。加えて今季は、中盤を助ける質の高いビルドアップも目を引きました。

 そのポゼッション能力を高く評価されて、ガンバ、マリノスの2チームから声がかかるというなんとも羨ましい状況になり、夏に旅立っていきました。在籍半年でも十分にベストイレブンに値するパフォーマンスを示したと思います。

 次は左サイドバック。こちらはヴェルディ香川勇気選手です。彼もJ2では半年しかプレーしていませんが、ヴェルディの終盤戦の戦い、そしてプレーオフでの活躍から選出させていただきました。安定したポゼッション、守備、ポジショニング。ずば抜けたプレーをしたというわけではありませんが、サイドバックとして考えるなら彼だと思い、選出しました。

◆古橋と小野瀬で迷ったが多数決で…

 MFゾーンに入ります。

 まずアンカーにはレノファ山口の三幸秀稔選手。新生レノファを支え続けた選手だと思っていますし、長短織り交ぜたパスが一級品です。なかなかあれだけ強気なプレー選択ができる選手はいません。ロングパスの精度が特に高く、ヴェルディ戦でも彼のロングパスによるお膳立てからゴールを決められました。

 インサイドハーフにはふたりの外国籍選手をチョイスしています。横浜FCのレアンドロ・ドミンゲス選手と、松本山雅のセルジーニョ選手です。

 レドミ選手は柏レイソル時代にシーズンMVPを獲っただけあって、横浜FCの最後の追い上げに多大な貢献を果たしました。彼がいなかったら自動昇格を争うところまで順位を上げられなかったのではないかと思います。守備でのプラス面は少なかったですが、フリーキック、スルーパス、シュートと攻撃に関してはすべてに絡む奮闘ぶりでした。プレーオフは欠場となってしまいましたが、彼が短い時間でも出場していたらヴェルディにとっては脅威だったでしょう。

 セルジーニョ選手は松本をJ2優勝に引き上げた原動力。その安定したパフォーマンスで攻撃陣をリードし続けました。セットプレーが大きな得点源だった松本の攻撃に豊富なレパートリーを加え、FW高崎寛之選手の良さを引き出し、また引き出される関係性でチームの攻撃を担っていました。

 最後に3トップです。右から大宮アルディージャのマテウス選手、真ん中は山口のオナイウ阿道選手、そして左は、FC岐阜の古橋亨梧選手です。

 マテウス選手は、半端ないスピードと力強いドリブル。このふたつだけでも年間を通じて十分なインパクトを残しましたが、それだけでなく今季は、守備面での貢献度にも目を見張るものがありました。低い位置からでももの凄いスピードでドリブル突破を仕掛け、ヴェルディ戦では単独打開からそのままゴールも決めています。試合を決定付ける活躍もするなど、大宮のプレーオフ進出の鍵を握った存在。彼の“個”の力は大きかったと思います。

 オナイウ選手は、山口のサッカーを象徴するプレーヤーでした。前線からのプレス、豊富なゴールパターン。クロスに合わせる、こぼれ球を拾う、あるいは裏を取ってとバリエーション豊かで、周囲と効果的に絡みながら得点を重ねました。

 苦しい展開にあっても彼の得点で何度もチームが息を吹き返し、貴重な同点ゴールや逆転ゴールを決めていましたね。大宮の大前元紀選手もたくさんゴールを挙げていましたが、山口の躍進はオナイウ選手抜きには語れないと思い、今回は彼をナンバーワンCFに選出しました。

 古橋選手については、同じシーズンにJ1クラブへ移籍した小野瀬康介選手(山口→G大阪)とで非常に迷いましたが、多数決で決めさせていただきました。古橋選手がいなくなった途端、岐阜はなかなか勝ち星を拾えなくなりました。それだけ勝ちに直結する大きな仕事をし続けていたということでしょう。最終的な得点ランキングを見ても、半年しか出場していないのにも関わらず、上位のゾーンにいました(11得点で12位タイ)。非凡なスピードと気の利いた上下動を見せ、ヴィッセル神戸に活躍の場を移したあとも実力をいかんなく発揮していました。

◆来季もJ1クラブに引き抜かれるような選手をもっと

 以上が、独断と偏見で選んだ2018年のJ2ベストイレブンです。

 今回はシーズン途中でチームを去った選手が多く入る結果となりましたが、トップクラブに引き抜かれるということは、それだけのインパクトを与えていた証。来季も資金力のあるJ1クラブに釣り上げられる選手が多く出て、またその選手たちがJ1でも通用するところをどんどん証明してほしい。J2にも優れた選手がたくさんいるのだということを理解してもらえると嬉しいです。

 みなさんのご意見とどの程度の差があったのかは分からないですが、今回は4人の意見を総合して考えてみました。東京オリンピックを目ざす3人もここに名を連ね、上のステージでも活躍する選手になってほしいものです。

<了>

橋本英郎

PROFILE
はしもと・ひでお/1979年5月21日生まれ、大阪府大阪市出身。ガンバ大阪の下部組織で才能を育まれ、1998年にトップ昇格。練習生からプロ契約を勝ち取り、やがて不動のボランチとして君臨、J1初制覇やアジア制覇など西野朗体制下の黄金期を支えた。府内屈指の進学校・天王寺高校から大阪市立大学に一般入試で合格し、卒業した秀才。G大阪を2011年に退団したのちは、ヴィッセル神戸、セレッソ大阪、長野パルセイロでプレーし、昨季から東京ヴェルディに籍を置く。日本代表はイビチャ・オシム政権下で重宝され、国際Aマッチ・15試合に出場した。現在はJリーガーとして奮闘する傍ら、サッカースクールの主宰やヨガチャリティー開催など幅広く活動中。Jリーグ通算/438試合・21得点(うちJ1は339試合・19得点/2018年12月20日現在)。173センチ・68キロ。血液型O型。

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181220-00010006-sdigestw-socc&p=1



1 2018/12/-21(金)
いつか引退したら、橋本選手には
コーチか強化部、そしてゆくゆくは監督でガンバを強くして欲しいです。

ツネさんと頭脳派コンビが見てみたい!


2018/12/-21(金)
平戸は、17アシストって驚異的だよ!


2018/12/-21(金)
こういうのいいね


2018/12/-21(金)
前田大然はトップストライカーになる素質も十分あるはずなんだけどなー。U-21でもほとんど活躍出来なかったし、来年はJ1の壁に苦戦しそうだ。
優勝したのにセルジしか選ばれないところに、松本の抱える問題点が表れていてちょっと悔しい。


2018/12/-21(金)
いゃぁ、橋本さんが言うと説得力がある。いい企画ですね。


2018/12/-21(金)
成績はいまいちだったけど
新潟の渡辺新、戸嶋も良かった。


2018/12/-21(金)
J2のことは全然分からないのですが、山口にそんなに良い選手が2人もいるんですね。


10 2018/12/-21(金)
アドと三幸は妥当だけど、レノサポとしては香川が入ってるのが地味に嬉しい。


12 2018/12/-21(金)
ヴェルディの畠中はいいかな〜
裏取られたらチンタラしてるイメージしかないな〜諦め系の。
大宮戦なんて本当に酷かったよ。

でもJ1からオファーがあるって事はいいんだろうけど。
ヴェルディとしては代わりに香川が来てくれたからプラスだった気がする。


13 2018/12/-21(金)
ヴェルディの左サイドバック、入れ替え戦だけみるととてもベストのサイドバックには見えなかった


14 2018/12/-21(金)
橋本さん、その若手トリオ引き連れて
セレッソにコーチ兼選手として戻ってきませんか?

ガンバさんはツネ様で長期政権築く予定だろうし
1チーム2~3年くらいが丁度いいと言っているロティーナの後釜を
将来鹿島から戻って来ることを約束しているハネケンと2人で担ってほしい。


15 2018/12/-21(金)
岐阜に古橋のようなレベルの高い選手がいたのが驚き
事実、いるまでは調子良かったけど抜かれてから落ちていったし


17 2018/12/-21(金)
橋本さん。先日は広島へチャリティイベントありがとうございました!


18 2018/12/-21(金)
半年の在籍が入るのは違和感あるけどな


19 2018/12/-21(金)
大前は悪くはないが、総得点中7〜8点PK


20 2018/12/-21(金)
金沢ファンからしたら庄司が入ってるのは嬉しい
来シーズンいないけど...


22 2018/12/-21(金)
タナタツが選ばれて、嬉しい。ロアッソから出て行っても応援しとるバイ。


23 2018/12/-21(金)
オイナウは早くj1に行った方がいい。j2のレベルの選手じゃない


25 2018/12/-21(金)
これはマニアックなベスト11だわ(笑)
派手さはないけど気づいたらJ1に上がってそう


26 2018/12/-21(金)
元気です。


28 2018/12/-21(金)
キーパーは松本の人でしょ…。やっぱ全体的に見る目がないねこの人は。


29 2018/12/-21(金)
川崎、浦和、神戸、ガンバの草刈り場


30 2018/12/-21(金)
大黒のセンス見逃してる️


31 2018/12/-21(金)
大分の鈴木と松本が入らない違和感


33 2018/12/-21(金)
オーマイパスタ


34 2018/12/-21(金)
大前は?


35 2018/12/-21(金)
橋本とツネさんはインテリジェンスサッカー選手のナンバー1.2ですね。
一応、OBなんでセレッソで監督になって大阪ダービーはガンバサポとしてはなんとも言え無い感じですが面白いかも。
2年後、セレッソはJ2になるから橋本かんとくあるかも?


36 2018/12/-21(金)
まったく意味のないベスト11


38 2018/12/-21(金)
得点王息してるかー?w


39 2018/12/-21(金)
センターバックは東京ヴェルディの井林と大分トリニータの鈴木じゃないの?











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