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◆名波監督が掲げたコンセプトを忠実に遂行した東京V戦

ジュビロ磐田がJ1の実力を示した一戦となった。

8日、ホームのヤマハスタジアム(磐田)で行われたJ1参入プレーオフ決定戦。J2で6位ながら、プレーオフで大宮アルディージャ、横浜FCとJ2上位の2チームを撃破して勢いに乗っていた東京ヴェルディの下克上を許さなかった。

公式戦では6試合ぶり先発に抜てきしたFW小川航基が41分に獲得したPKを自ら決め、80分にはMF田口泰士が、負傷でベンチスタートとなったMF中村俊輔から伝授されたFKを直接決めて2-0と完勝。相手のシュートを2本に抑えるなど、危なげない試合展開でミッションを達成した。

格下が相手だが、油断はなかった。

磐田は短時間で東京Vを徹底的に研究し、まずは長所を消すことに重きを置いた。名波浩監督は「(東京Vの)プレーオフの2試合、リーグ戦を見て3バック、4バックを併用し、選手を入れ替えたり、戦術をマイナーチェンジしていた中で、我々がどう戦っていくか、確固たる答えがでなかったのは事実」と、J2時代の2015年以来、3季ぶりの対戦となる相手への不安は消えなかったと明かす。

「なにが正解か分からない中で、相手の3バックに対して(高橋)祥平を左サイドバックに据えることを優先し、4バックを採用した」。左MFで先発したアダイウトンを負傷後初めて起用。同サイドで主導権を握るためにも、1日に行われたJ1最終節の川崎フロンターレ戦でセンターバックから緊急コンバートした高橋の同位置での起用を継続させる決断を下した。

さらに、「高い位置からボールを奪いに行くものを守備の基本線にした」と名波監督。GK上福元直人や最終ラインから身長の高い前線の選手へのロングボールが攻撃の起点になっていた東京V。15分にMFアダイウトンが相手陣内でボールを奪い返し、FW大久保嘉人にパスを渡した場面など、指揮官が掲げたチームコンセプトを選手が理解し、続けた。

危険な場面もあったが、先制したことで、名波監督は「これでゲームを自ら動かす必要がなくなった」とプランを継続。後半はトップ下の大久保とダブルボランチの距離が長くなったり、アダイウトンが孤立するなどし、押し込まれる場面もあったが、交代選手を適時に入れ、最後は「スタジアムの雰囲気をもう一度サックスブルーに」と、指揮官は中村を後半ロスタイムに投入。万全の“演出”で逃げ切った。

◆アクシデント続きだった今季の磐田

J1最終節で川崎Fに逆転負けし、まさかの16位転落。短時間でチームを立て直さなければならない中、2014年途中の就任からほとんどの練習を公開してきた名波監督が、非公開練習を敢行。DF小川大貴は「静かすぎて、生きた心地がしなかった」と振り返る。

だが、川又堅碁の足の状態などケガ人や、アダイウトンら戦列に復帰したばかりの選手の状態については不確定な要素が多すぎた中、情報を外部に漏らすことは避けたかった。5日の練習で中村俊輔も負傷した。不安要素は必ず相手に突かれる。崖っぷちの一発勝負で重要な要素だった。

2012年、ヴィッセル神戸は勝ち点39の16位で自動降格した。プレーオフ導入で救われた今季の磐田だが、神戸を上回る勝ち点41での16位は、いかにJ1が熾烈な争いを繰り広げていたかを物語る。

「周囲から勝ち点41でプレーオフに出るのは不運だね、と言われたが、自分はそうは思わなかった」と、クラブワーストタイの6試合勝ちなしとなった7月頃から、名波監督は残留を意識していたという。

はっきりと「残留争い」を口にしたのは9月1日の名古屋グランパス戦。1-6と大敗した試合だった。名波監督は「勝ち点39」を残留ラインに設定。しのいで勝ち点を積み上げる戦いにシフトした。台風の影響で延期された10月30日の湘南戦で1-0と勝利するなど、早めに準備した成果はシーズン終盤に出ていた。

残留ラインは予想よりも高くなり、勝ち点41に5チームが並び、得失点差で磐田がプレーオフに回ることになったが、過去の残留への成功体験も、今回は生きた。J1とJ2のクラブが残留、昇格を懸けて争うのは2008年J1・J2入れ替え戦以来。J1磐田がJ2だったベガルタ仙台にアウェイで引き分け、ホームで2-1と勝って残留した。名波監督にとって、現役最後の公式戦。同年9月に磐田の初代監督で元日本代表監督のハンス・オフト氏に残留を託し、守備を重視し、目的意識をはっきりさせながら、辛うじて残留できたのは、やはり早めの準備だった。

MF山田大記は川崎Fに敗れ、プレーオフに向けた4日から4日間の非公開練習を「名波さんの求心力が表れた1週間だった」と振り返った。中村ら昨季の主力を中心にケガ人が続出し、新助っ人が相手への暴力行為で契約を解除されるなど、アクシデント続きだった今季。苦しい1年を辛抱強く戦い抜いた磐田が、来季も4年連続でJ1の座を死守してみせた。

大山雄一郎
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181209-00010004-goal-socc



2 2018/12/09(日)
大久保はおそらくJリーガーで一番批判されやすい選手だけど、フロンターレ戦とヴェルディ戦で一番パフォーマンス良かったのは間違いなく大久保。なんだかんだで磐田は大久保に救われた。ただ、大久保からレギュラーを奪う選手がいないとダメだね。


2018/12/09(日)
磐田にとって不運で幸運だったのは、先週の相手がJ1優勝の一番強い川崎で、今週の相手がJ2で6位のベルディだったこと。
対峙した時の感覚は、まるで違ったはず。

結局、川崎戦は最後の最後で逆転負けを喫してPOを戦う羽目になったけど、あまりに実力が違いすぎるベルディ戦は、川崎より全然弱いという感覚の中で、選手たちが自信を持って戦えていたように思う。前線からの厳しい守備はその現れ。

あのプレスが川崎戦でもできるようになれば、間違いなく優勝争いに絡むことができる。
来季のジュビロに期待!


2018/12/09(日)
名波監督には解任の話が出ているが、男なら逃げずに昨年言ったベスト5目指して結果を出してほしい。
昨日の采配には期待がもてる。


2018/12/09(日)
櫻内渚と宮崎をスパッと外す決断が出来たのも大きい。特に宮崎は例えばFC東京戦なんかは明らかなウィークポイントだった。
渚もたまに数字で得点やアシストは残すけど。推進力がJ1レベルじゃ足りなさすぎる。
高橋祥平はLSBで物足りるかどうかは置いといても奪取力は高いから、サイドを簡単には破られない。今の磐田の選手の中では最善策だったとおもうし、小川、健太郎、大南、祥平の4バックで川崎戦は負けたけど、このフォーメーションでヴェルディ戦の前にこれを試せたのは良かった。

ただSB、3バックにもし来年やるならWBの補強は絶対に考えたほうがいい


2018/12/09(日)
まずは今季から入れ替え戦が復活したことに救われましたね。去年までなら、即降格していたので。

あとは、昨日のように終始ゲームを支配できたのも残留できた要因でしょう。

来季はこういう事態にならないよう、もう少し上位を目指してほしい。


2018/12/09(日)
私は鹿島ファンなのですが、一番好きな監督は名波さんです。自分のチームの選手が相手選手にひどいプレーをした時も試合後に相手選手に謝罪に行ったり、本当に尊敬できる人格者だと思います。俊輔をはじめ名波さんを慕って磐田でサッカーをやっている選手も多いでしょう。Jリーグのチーム力の差は拮抗しています。磐田さんとは往年のライバル同士としてこれからも競い合って行きたいものです。


10 2018/12/09(日)
昨シーズンが出来すぎとは言わないでも、川辺選手の移籍と怪我人の多さ、中断期間を上手く使えなかったのか降格圏にいたG大阪や残留チームと差がつきました

タイトルに届くメンバーや戦術かと言われれば微妙ですが、本来なら残留を争うチームでもないはずです
名波さんチームを再構築してながらもう少し戦いましょう


11 2018/12/09(日)
ジュビロとヴェルディ戦、とてもいい試合だった。
でも、お互い王者にたったチームの昇格戦とはなんか淋しいような。。。
どちらのチームも、来期も頑張ってください!!


12 2018/12/09(日)
最後、川又で無く小川を使う決断が出来たのが大きかったと思う
今シーズンは主力に怪我人が出過ぎた
ここで名波を外すのは得策とは思えない


13 2018/12/09(日)
昨年出来過ぎで、今年はギリギリ残留、この経験を生かして、来年を見てみたい。
そこで評価すれば良いと思う。


14 2018/12/09(日)
たしかに名波監督の戦術的な拙さもあったが、川辺移籍、アダイウトン、ムサエフケガでカウンターの推進力が一気に無くなったのは気の毒だったね


16 2018/12/09(日)
単純に、川又がドフリーを外し過ぎたツケが最後に
来ただけで、他のチームも主力のケガ人の離脱はあった訳で。


17 2018/12/09(日)
前線補強した方がいい


18 2018/12/09(日)
戦力から考えるとそもそも入れ替え戦レベルではなく一桁順位で当然のチーム。
何年も同じ指揮官なのにどんどん順位が下がってくのなら交代を考えてもおかしくない。
俊輔のインタビューにもあったようにチームとしての戦術的な規律がないんだろうな。
もう一度いうけど戦力は揃ってる。料理するのは監督。


20 2018/12/09(日)
残留できた理由より、残留争いした理由を考えた方がいいんじゃない?


21 2018/12/09(日)
来季に向けて監督やチーム編成などの話しは進んでいるのか不安です。


22 2018/12/09(日)
小川や大南、伊藤の育成プランをどうやって考えているのかは気になる。


23 2018/12/09(日)
今季のジュビロは『怪我人』と『失点の多さ』に泣かされましたね

それと中村俊輔選手や大久保選手といったベテランに頼りすぎですね


25 2018/12/09(日)
多少結果悪くても監督ポンポン替える必要ないんじゃない?
今のJリーグなんて簡単に順位上下するし


26 2018/12/09(日)
他サポからすると、
磐田の方は、名波監督に相当心酔しているように見えますよ。
5年も我慢強く待っているのですからね。


28 2018/12/09(日)
来季も名波さんと共に!頂点目指そう!


29 2018/12/09(日)
第三者からみたら、大久保嘉人の諸刃感がすごかった。
あれ、試合展開とか家本の揺らぎがあったらレッド出されるタイミング多々あったね。抗議はウザイし、転げ回るし、とりあえず相手チームでずっといてほしい。


30 2018/12/09(日)
名波解任の話あんの?
今の選手層ならよくやってると思うけど。
他サポからしたらそうとう戦力的に
劣ってる。


32 2018/12/09(日)
来季、
アダ、小川or川又、荒木
スリートップ。


33 2018/12/09(日)
磐田の怪我人がいない状態の戦いを見たかった!


34 2018/12/09(日)
がんばりました。


35 2018/12/09(日)
監督をオフトに代えるべき


38 2018/12/09(日)
ギレルメ…


39 2018/12/09(日)
「ジュビロは今シーズン、若い選手で試合によく絡んでいたのは上原ぐらい。名波監督は若い選手を使わないと言っている人もいるみたいだが、使いたいと思わせる情熱とサッカーに対する思いを持って取り組んでる選手が少ないのかも」とつづった。 by小林祐希
OBはこう判断している。外野は黙っとけ。


40 2018/12/09(日)
家本の忖度か?











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