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◆W杯ロシア大会▽1次リーグH組 ポーランド1-0日本(28日・ボルゴグラード)

 引き分け以上で決勝トーナメント(T)進出が決まる日本は、決勝T進出の可能性がないポーランドと対戦し、0―1で敗れた。しかし、同時刻に別会場で行われたセネガル―コロンビア戦はコロンビアが1―0で勝利。H組は勝ち点6のコロンビアが首位。勝ち点4、得失点差プラスマイナス0、総得点4とすべて並んだ日本とセネガルは、イエローカード数などで決まるフェアプレーポイントで日本が辛うじて上回り、薄氷で決勝T進出が決まった。フェアプレーポイント差で決勝Tが決まるのは今大会初。日本は6回目となるW杯で02年日韓大会、10年南アフリカ大会に続き、2大会ぶり3回目の決勝T進出。日本は決勝T1回戦でイングランドあるいはベルギーと対戦する。

 西野朗監督(63)は、セネガル戦(24日)から先発メンバーを6人も変更する大胆なプランで勝負に出た。

 システムも4―5―1から4―4―2にチェンジ。1トップのFW大迫勇也(28)をベンチに温存。FW岡崎慎司(32)とFW武藤嘉紀(25)が2トップを形成。トップ下のMF香川真司(29)が先発を外れ、右MFに酒井高徳(27)、左MFに宇佐美貴史(26)が入った。ボランチは主将のMF長谷部誠(34)に代えて対人プレーに強いMF山口蛍(27)を起用。左センターバックにはDF昌子源(25)に代わりDF槙野智章(31)が入った。31歳の槙野は日本代表史上最年長のW杯デビューとなった。GKはセネガル戦で痛恨のミスを犯した川島永嗣(35)が引き続き出場し、ゲームキャプテンとしてチームを率いた。

 ポーランドは02年日韓大会、06年ドイツ大会でいずれも1次リーグで開幕連敗を喫したが、最終3戦目で意地の勝利を挙げた。「最後まで戦う」と試合前に明言したエースのレワンドフスキらの闘志の前に苦戦を強いられた。

 後半14分にポーランドのDFベドナレク(22)に先制点を許した。その時点で第2戦終了時でH組首位だった日本は3位に転落。1次リーグ敗退の大ピンチに陥ったが、その直後にセネガルが失点し、決勝T進出が転がり込んだ。


https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180629-00010000-spht-socc


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