1: サムライ24時 2017/03/16(木) 17:50:47.44 ID:CAP_USER9
“Let slip the dogs of war (戦いの火蓋を切れ)!”。
これは英国の詩人、シェイクスピアの名言を用いてレスター・シティのサポーターがセビージャ戦で
自軍の選手たちに送ったメッセージだ。
昨シーズンの素晴らしい日々を含めても、おそらくこの試合はレスターのクラブ史上において最も重要な一戦であった。
そして選手たちは見事に任務を遂行した。
レスターのクレイグ・シェイクスピア監督はファーストレグの敗戦（1-2）を受け、自分たちの状況をよく理解していた。
得点を取りに行かなければならないこと、2015-16シーズンに大喝采を受けた
カウンター主体のスタイルに回帰する必要があること……。
指揮官は選手たちによく言い聞かせてからピッチへ送り出したようだった。
そのことはクラウディオ・ラニエリ前監督の下で停滞し、不調を囲ったチームの姿がピッチ上で一切見られなかったことを見ても明らかだろう。
■再現された“おとぎ話の雰囲気”
事実として、セビージャは調子を落としていた。リーガ・エスパニョーラで勝ち点を落とすことが多くなり、
サンチェス・ピスファンで行われたファーストレグでもレスターを沈めきれなかった。
もっとも、彼らの動きが鈍かった要因はそれだけではなかった。
サポーターが誇り高き王者を後押ししたのだ。
レスターサポーターが作り出した雰囲気は圧巻だった。
あまりに大きなノイズや拍手がスタジアムを包み、選手の背中を押した。
一方で敵チームを萎縮させ、殻に閉じこもらせた。
昨シーズン、プレミアリーグで優勝を成し遂げて以降、感じることができなかった雰囲気が
キングパワー・スタジアムに戻ってきたのだ。
“おとぎ話の再現”は、空気感だけにとどまらなかった。
ピッチ上ではジェイミー・バーディーや岡崎慎司が前線からの執拗なチェイシングや
プレッシングでセビージャのミスを誘い、粘り強いプレーからもたらされたフリーキックから先制点を手にした。
ペナルティーボックス角付近からリヤド・マフレズが高精度のクロスボールをゴール前に放り込み、
ウェズ・モーガンが押し込んで見せたのだ。彼が狙ってシュートを放ったかは定かではない。
偶然、たまたま体に当たったボールがゴールへ転がっていったようにも見えた。
だが、どちらにしても事実は変わらない。レスターは1点を手にし、キングパワー・スタジアムは興奮のるつぼと化した。
その事実さえあれば、他のことなどどうでもよかった。
■レスターが示した主人公になれる資質
スコアの上では先制ゴールだけで次のラウンドへ進むのに十分だった。
しかし、この日のレスターは昨シーズンのプレミアリーグを制したチャンピオンチームだった。
前線からかけるプレスが止まることはなく、攻撃が何度も執拗に繰り出されることを“奇跡の目撃者”である我々はよく知っている。
60分に生まれたマーク・オルブライトンによる追加点は、キックオフから60分間、
レスターが試合を支配したことに対する報いのようなものだった。
そして、サミル・ナスリは自滅したように退場へ追い込まれた。
セビージャのフラストレーションを象徴するような出来事だった。
そういう意味では、彼も被害者の一人だったのかもしれない。
ただし、優れた劇には終盤にひと波乱が訪れるものだ。そう、まさにシェイクスピアの劇のように。
この試合も例外ではなかった。
ここまで何度もレスターのヒーローとなってきたカスパー・シュマイケルがペナルティーエリア内で
ビトロを倒してしまったのだ。その刹那、スタジアムは静まり返った。
もちろん、レスターにとって完全に予期せぬ事態だった。
試合前に選手たちへ渡された脚本に書かれていたことではなかったに違いない。
しかし、ヒーローはピンチを乗り越えるものである。
物語の主人公になる資質を持った者は、どんな困難が訪れても膝をついたり立ち止まったりはしないのだ。
そういう意味で、この日のレスターは主人公であり、シュマイケルはヒーローだった。
彼は完璧にPKをストップし、スタンドに訪れていた父ピーターを喜ばせた。
ただならぬ雰囲気に包まれていたスタジアムが、最大級の喝采で満たされた瞬間でもあった。
これは英国の詩人、シェイクスピアの名言を用いてレスター・シティのサポーターがセビージャ戦で
自軍の選手たちに送ったメッセージだ。
昨シーズンの素晴らしい日々を含めても、おそらくこの試合はレスターのクラブ史上において最も重要な一戦であった。
そして選手たちは見事に任務を遂行した。
レスターのクレイグ・シェイクスピア監督はファーストレグの敗戦（1-2）を受け、自分たちの状況をよく理解していた。
得点を取りに行かなければならないこと、2015-16シーズンに大喝采を受けた
カウンター主体のスタイルに回帰する必要があること……。
指揮官は選手たちによく言い聞かせてからピッチへ送り出したようだった。
そのことはクラウディオ・ラニエリ前監督の下で停滞し、不調を囲ったチームの姿がピッチ上で一切見られなかったことを見ても明らかだろう。
■再現された“おとぎ話の雰囲気”
事実として、セビージャは調子を落としていた。リーガ・エスパニョーラで勝ち点を落とすことが多くなり、
サンチェス・ピスファンで行われたファーストレグでもレスターを沈めきれなかった。
もっとも、彼らの動きが鈍かった要因はそれだけではなかった。
サポーターが誇り高き王者を後押ししたのだ。
レスターサポーターが作り出した雰囲気は圧巻だった。
あまりに大きなノイズや拍手がスタジアムを包み、選手の背中を押した。
一方で敵チームを萎縮させ、殻に閉じこもらせた。
昨シーズン、プレミアリーグで優勝を成し遂げて以降、感じることができなかった雰囲気が
キングパワー・スタジアムに戻ってきたのだ。
“おとぎ話の再現”は、空気感だけにとどまらなかった。
ピッチ上ではジェイミー・バーディーや岡崎慎司が前線からの執拗なチェイシングや
プレッシングでセビージャのミスを誘い、粘り強いプレーからもたらされたフリーキックから先制点を手にした。
ペナルティーボックス角付近からリヤド・マフレズが高精度のクロスボールをゴール前に放り込み、
ウェズ・モーガンが押し込んで見せたのだ。彼が狙ってシュートを放ったかは定かではない。
偶然、たまたま体に当たったボールがゴールへ転がっていったようにも見えた。
だが、どちらにしても事実は変わらない。レスターは1点を手にし、キングパワー・スタジアムは興奮のるつぼと化した。
その事実さえあれば、他のことなどどうでもよかった。
■レスターが示した主人公になれる資質
スコアの上では先制ゴールだけで次のラウンドへ進むのに十分だった。
しかし、この日のレスターは昨シーズンのプレミアリーグを制したチャンピオンチームだった。
前線からかけるプレスが止まることはなく、攻撃が何度も執拗に繰り出されることを“奇跡の目撃者”である我々はよく知っている。
60分に生まれたマーク・オルブライトンによる追加点は、キックオフから60分間、
レスターが試合を支配したことに対する報いのようなものだった。
そして、サミル・ナスリは自滅したように退場へ追い込まれた。
セビージャのフラストレーションを象徴するような出来事だった。
そういう意味では、彼も被害者の一人だったのかもしれない。
ただし、優れた劇には終盤にひと波乱が訪れるものだ。そう、まさにシェイクスピアの劇のように。
この試合も例外ではなかった。
ここまで何度もレスターのヒーローとなってきたカスパー・シュマイケルがペナルティーエリア内で
ビトロを倒してしまったのだ。その刹那、スタジアムは静まり返った。
もちろん、レスターにとって完全に予期せぬ事態だった。
試合前に選手たちへ渡された脚本に書かれていたことではなかったに違いない。
しかし、ヒーローはピンチを乗り越えるものである。
物語の主人公になる資質を持った者は、どんな困難が訪れても膝をついたり立ち止まったりはしないのだ。
そういう意味で、この日のレスターは主人公であり、シュマイケルはヒーローだった。
彼は完璧にPKをストップし、スタンドに訪れていた父ピーターを喜ばせた。
ただならぬ雰囲気に包まれていたスタジアムが、最大級の喝采で満たされた瞬間でもあった。
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2: サムライ24時 2017/03/16(木) 17:50:55.06 ID:CAP_USER9
レスターの快進撃は終わることなく、彼らの人生で一度きりだと思われたおとぎ話は“第2章”と銘打ち、
これからも書き続けられることとなった。
セビージャ戦で見せたように、彼らの独特なスタイルはヨーロッパのどのクラブを相手にしても戦える。
ベスト8に残るクラブはどこもレスターよりはるかに大きな資金力を持ち、強力なスカッドを揃えている。
だが、今のチームはいかなる不利な予想さえ、覆すことができそうだ。
レスター市内中心部の街角の壁には、“バルセロナよ、かかってこい”という言葉が書かれている。
彼らは昨シーズン、イングランドの強豪クラブを相手に戦えることを証明した。
そしてセビージャ戦で、ヨーロッパの強豪クラブをも飲み込む力があることを示した。
クラブ史上最高の夜を迎えた後、CL史上最高の番狂わせを起こせないと誰が言えるだろうか。
バルセロナすら恐れぬプレミア王者の冒険は、まだまだ続いていく。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170316-00000010-goal-socc
これからも書き続けられることとなった。
セビージャ戦で見せたように、彼らの独特なスタイルはヨーロッパのどのクラブを相手にしても戦える。
ベスト8に残るクラブはどこもレスターよりはるかに大きな資金力を持ち、強力なスカッドを揃えている。
だが、今のチームはいかなる不利な予想さえ、覆すことができそうだ。
レスター市内中心部の街角の壁には、“バルセロナよ、かかってこい”という言葉が書かれている。
彼らは昨シーズン、イングランドの強豪クラブを相手に戦えることを証明した。
そしてセビージャ戦で、ヨーロッパの強豪クラブをも飲み込む力があることを示した。
クラブ史上最高の夜を迎えた後、CL史上最高の番狂わせを起こせないと誰が言えるだろうか。
バルセロナすら恐れぬプレミア王者の冒険は、まだまだ続いていく。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170316-00000010-goal-socc
7: サムライ24時 2017/03/16(木) 17:55:35.91 ID:ECjNwrwv0
レスターにはCL優勝してプレミア降格というミラクルを見せて欲しいw
18: サムライ24時 2017/03/16(木) 18:14:11.63 ID:j+ttKtuY0
>>7
むしろラニエリ解任後
プレミア、CL全勝を見せてほしい
むしろラニエリ解任後
プレミア、CL全勝を見せてほしい
36: サムライ24時 2017/03/16(木) 18:55:24.56 ID:mlYaAl5M0
>>18
ラニエリも、自身の2年目ジンクスには敵わなかったからな（笑）
ラニエリも、自身の2年目ジンクスには敵わなかったからな（笑）
8: サムライ24時 2017/03/16(木) 17:55:53.40 ID:hUMbGG970
なんだこのポエムは
10: サムライ24時 2017/03/16(木) 18:00:11.85 ID:sExF+MF20
シェイクスピア監督という名前で笑うわ
11: サムライ24時 2017/03/16(木) 18:01:08.99 ID:+zNsVUgh0
いや、バルサがいいだろ？
さすがに2回連続で八百は無理だろうし各々から色々反響合ってバルサもやり難いだろうから叩くなら今だな。
さすがに2回連続で八百は無理だろうし各々から色々反響合ってバルサもやり難いだろうから叩くなら今だな。
12: サムライ24時 2017/03/16(木) 18:03:49.97 ID:gV0IFjrB0
バルサとは相性悪そう
逆にマドリーはベイルさえしっかり抑えれば
あとはサイドチェンジしてクロス一辺倒だから
真ん中で跳ね返すだけでいい
レスターの守備陣は得意だろ
逆にマドリーはベイルさえしっかり抑えれば
あとはサイドチェンジしてクロス一辺倒だから
真ん中で跳ね返すだけでいい
レスターの守備陣は得意だろ
13: サムライ24時 2017/03/16(木) 18:07:04.30 ID:m/8oBYPB0
レアルのセットプレーの威力がプレミアレスターに通用するか見てみたい
クロースハメスのセットプレー、ラモスの強烈ヘッドが世界一かどうか見所
クロースハメスのセットプレー、ラモスの強烈ヘッドが世界一かどうか見所
15: サムライ24時 2017/03/16(木) 18:09:07.61 ID:6puWDbMJ0
フラグ
16: サムライ24時 2017/03/16(木) 18:10:49.69 ID:U3JgCu8a0
ネイマールあたりはナスリにやったような挑発をすれば乗ってくるかもしれんぞ
40: サムライ24時 2017/03/16(木) 19:27:10.86 ID:dQ42BX8l0
>>16
ネイマールにちょっかい
↓
顔覆って倒れる
↓
ヴァーディー退場
こうなる未来しか見えない
ネイマールにちょっかい
↓
顔覆って倒れる
↓
ヴァーディー退場
こうなる未来しか見えない
19: サムライ24時 2017/03/16(木) 18:15:09.46 ID:+xnHLSul0
CLでバルサとやって負けたあとの俊さんの感想がサッカー観が変わっただったからな。
岡崎は非常に悔しいと言ってくれ。
岡崎は非常に悔しいと言ってくれ。
23: サムライ24時 2017/03/16(木) 18:18:22.59 ID:WFttkHQv0
レスターが勝てるとしたらドルトムントかモナコくらいか
24: サムライ24時 2017/03/16(木) 18:19:38.76 ID:DSHJCf9H0
セビージャ相手にPK献上しているようでは
バルセロナに勝てるはずがない
あの手この手でPKに持ち込んでくるプロ劇団だぞ
バルセロナに勝てるはずがない
あの手この手でPKに持ち込んでくるプロ劇団だぞ
26: サムライ24時 2017/03/16(木) 18:28:41.25 ID:cRADGBN30
まだ騒ぐほどじゃない
監督解任後のブーストと相手に恵まれた感はある
ただスタイルは取り戻したからある程度はやれるかもしれない
監督解任後のブーストと相手に恵まれた感はある
ただスタイルは取り戻したからある程度はやれるかもしれない
29: サムライ24時 2017/03/16(木) 18:31:18.34 ID:bIZnnn7l0
シュマイケルってまだ現役だったのかよ
もう50歳くらいなんじゃねえの？
もう50歳くらいなんじゃねえの？
39: サムライ24時 2017/03/16(木) 19:18:34.45 ID:5KMdE7PB0
>>29
の息子だよ
の息子だよ
30: サムライ24時 2017/03/16(木) 18:31:29.09 ID:GU4cn7HT0
CL優勝して降格するおとぎ話
32: サムライ24時 2017/03/16(木) 18:32:39.87 ID:3BaXipiS0
レスター表「バルサ！かかってこいや！щ(ﾟДﾟщ)」
レスター裏「モナコはん…頼んます…(ヽ´ω`)」
レスター裏「モナコはん…頼んます…(ヽ´ω`)」
35: サムライ24時 2017/03/16(木) 18:52:50.51 ID:nnrR/lVI0
>>32
馬鹿か
モナコはあのバルサより強かったパリより強い
バルサは審判のおかげで進出しただけやん
レスターが調子取り戻したなら余裕で勝てる相手
ユーべとかアトレティコのような手堅いとこは勘弁
馬鹿か
モナコはあのバルサより強かったパリより強い
バルサは審判のおかげで進出しただけやん
レスターが調子取り戻したなら余裕で勝てる相手
ユーべとかアトレティコのような手堅いとこは勘弁
33: サムライ24時 2017/03/16(木) 18:47:49.77 ID:kE4up5Mg0
さすがに無理だろうが強豪相手に善戦してほしいね
監督の名前がシェイクスピアって面白いな
監督の名前がシェイクスピアって面白いな
37: サムライ24時 2017/03/16(木) 18:59:33.85 ID:xbPqEoRr0
そして2017年6月3日、カーディフを埋め尽くしたレスター市民の眼前で、シンジ・オザキは決勝ゴールとなるバイシクルを決めたのであった。
41: サムライ24時 2017/03/16(木) 19:40:37.75 ID:wX0L81HI0
彡 Ｍ ミ
( ´・ω・｀) バルセロナよ、かかってこい
( ´・ω・｀) バルセロナよ、かかってこい
引用元：http://hayabusa3.2ch.sc/test/read.cgi/mnewsplus/1489654247/
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