バルセロナは負傷離脱中のブスケッツとイニエスタが全体練習に合流しながらもこの試合には間に合わず。ルイス・エンリケ監督は中盤の底にアンドレ・ゴメス、その前方にアルダとラフィーニャを据える。前線ではスアレスがスタメンから外れ、アルカセルがメッシ・ネイマールと共に3トップを形成した。一方のアスレティックは精巣がんを患い戦列から離れていたジェライが47日ぶりの実戦復帰を果たしている。
序盤、攻勢に出たのはアスレティックだった。3分、ラウール・ガルシアのシュートがバーに直撃。11分には左サイドのクロスからイニャキがフリーでヘディングを放ち、ゴールを脅かす。

バルセロナはアスレティックに主導権を明け渡したものの、18分に先制に成功する。ネイマールが個人技で左サイドを破り、低いクロス。アルカセルが中央で合わせてネットを揺らした。 今夏バレンシアからバルセロナに加入したアルカセルにとって、これは移籍後リーガ初得点となった。アルカセルがリーガで得点したのは、昨年4月24日バレンシア対ヘタフェ以来およそ9ヶ月ぶりである。

指揮官のサプライズ起用にCFが応えたバルセロナは勢いに乗る。40分、セットプレーからエースが追撃弾。ペナルティエリア左横からのFKがメッシが直接狙い、虚を突かれたGKイライソスのパンチングミスを誘ってゴールが決まった。 メッシはFKによる得点数を27点に積み上げた。ロナルド・クーマン(現エヴァートン監督)を超え、クラブ史上最多FK得点数を記録している。

L・エンリケ監督は前半イエローカードを受けていたピケが左足を痛めたこともあり、ベンチに下げて後半開始からマスチェラーノを投入する。また53分には流血で続行が難しくなったラフィーニャの代わりにラキティッチを投入した。 さらにバルセロナ指揮官は63分にメッシを下げる余裕の采配を見せる。S・ロベルトがピッチに送り込まれ、A・ビダルが右WGにポジションを上げた。4日後に控えるコパ準決勝セカンドレグのアトレティコ戦を前に休養が与えられたメッシには、カンプ・ノウに詰め掛けた8万人を超える観衆から拍手喝采が送られる。

エースが退いた後もバルセロナの攻撃の手綱は緩まない。67分、カウンターから抜け出したA・ビダルが左足を振り抜き、GKイライソスを破った。 ホームで3得点を挙げ、快勝したバルセロナは暫定で2位に浮上した。対するアスレティックは8位につけている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170205-00000026-goal-socc
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