1: サムライ24時 2016/11/20(日) 18:18:32.80 ID:CAP_USER9
 「久しぶりにこういう立場になって、燃え上がるものがある」

 サウジアラビア戦後のミックスゾーンで、岡崎慎司はその心境を語っていた。“こういう”というのは、先発ではなく、ベンチスタートという立場のことだ。彼の言葉によれば、その兆候は「(昨年11月のW杯アジア2次予選の)シンガポールでのアウェー戦から感じていた」という。

 この試合で先発を外れた岡崎は途中出場もせずに試合を終えた。ハリルホジッチ体制では初めてのことだった。続くカンボジア戦ではキャプテンマークをつけて先発出場したものの「監督が俺に満足していないんだろう」という思いが消えることはなかった。

 今年9月に始まったアジア最終予選。初戦UAE戦で先発した岡崎だったが、続くタイ戦はベンチスタートで出場機会がなかった。10月のイラク戦ではスターティングイレブンに選ばれるも、アウェーのオーストラリア戦ではベンチで試合を見守るだけだった。

 そして11月の親善試合オマーン戦でもベンチスタート。後半16分にこの日2ゴールを挙げた大迫と交代出場したが、浅野、久保、原口らが投入されると、岡崎のポジションはトップ下へと下がった。

 そして、前がかりに攻めようとする攻撃陣と守備陣とのつなぎ役を務めるだけだった。
「アピールよりも、チームが良くなるプレーを」

 「自分をアピールしたいという気持ちもあるけれど、チームが良くなるようなプレーをしたいというふうに考えている。それをいま、俺は迷いなくやれている。もちろんそのプレーがFWとしての評価に繋がるかはわからないけど」

 オマーン戦後、そんな風に岡崎は語った。現状を分析し、自身の気持ちをポジティブな方向へと向かわせようとしていたのだろう。結果がすべての競争社会。結果を出せなかった人間は、その現状を受け入れなければならない。ただ、そこには当然葛藤もある。

 溢れ出るように言葉を重ねる岡崎は、まさにその葛藤の最中にいるんだろうと思った。

 実際、彼は「監督からの信頼を得るには、ゴールを決めることしかない」と数カ月前に話していたのだから。


「サコに関していえば、完璧だった」と認めた。

 岡崎は自分の気持ちにいつも正直だ。だから、つねに模索し、悩む。そして、一度口にしたことを撤回、方向転換することにも躊躇がない。この柔軟性が彼の武器なのだ。

 昨季、プレミア優勝という輝かしい結果を残したレスターでも最初の半年ほどは“思考”錯誤を重ね、その末につかんだポジションだった。しかし、今季は出場機会がなかなか訪れず、前記したように代表でもプレー時間が限られるようになっていた。9月のチャンピオンズリーグ初戦でベンチ外となったときは、大きな動揺もあった。

 その中で、岡崎は思い出した。

 「プレミアリーグへ移籍して、試合に出られなくて、代表に呼ばれなくなるようなことがあっても、それでも挑戦しなくちゃいけない」という覚悟をした自分のことを。

 覚悟はできていると言いながらも、実際その立場に追いやられたときの心境。それは想像することは到底できないのだ。

 そして、数分しか出場できなかったサウジアラビア戦後にも似たような想いを抱いたのだろう。

 「こんなふうに闘えるチームになったのは良いことだと思う。サコ(大迫)に関していえば、ゴールこそ決められなかったけれど、完璧だった」

「今日のような試合がずっとできるとは思えない」

 ポジションを追う立場に立たされたと実感できるからこそ、整理できる思考もある。

 「監督も僕も、今の自分に納得はしていない。代表で自分の生きる道を探し、模索していくだけ。そのきっかけをつかむのが僕は得意だから」

 清水エスパルスでプロデビューしたときから、自身の存在価値を高められたのは、求められていること、チームに足りないピースを察知し、必要なプレーを表現したからこそだ。環境や状況を読む巧みさが、岡崎のキャリアを輝かしいものに変えてきた。

 だからといって、急に高い技術や強靭な身体能力を身につけられるわけではない。自分が出来ることの質を高めながら工夫する思考があるから“きっかけ”を掴めたのだ。岡崎はサウジ戦のベンチで考えたことを、こう続ける。

 「今日のような試合がずっとできるとは思えない。自分たちが劣勢になり続けて、自分たちが全然ボールをもらえないってなったときに、僕が必要になってくると思う。もっと上でやりたいとプレミアリーグへ移籍した。代表でのチャンスを掴むためにはプレミアで結果を出し続けるしかない」

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2: サムライ24時 2016/11/20(日) 18:18:54.02 ID:CAP_USER9
試合に出たいと願うあまりに生まれる、ある弊害。

 ブンデスリーガで2季連続二桁ゴールをマークし、マインツで確固たる地位を築いていた岡崎。ドイツ国内の強豪クラブからのオファーを蹴って、当時プレミアリーグ下位のレスターへの移籍を決意したのは'15年のことだった。

 マインツ在籍時に1トップでゴールを獲るという形を身につけ、ストライカーとしての自信を秘めてW杯ブラジル大会に挑んだが、そこで待っていたのは厳しい現実だった。そして翌年のアジアカップでも惨敗した。

 さらなる成長を促すためには、環境を変えるしかないと岡崎は考えた。手持ちの武器だけを高めるのではなく、新たな武器も手にしたい。当時29歳のストライカーは文字通り、貪欲な挑戦を選んだ。タイトルは手にしたが、ゴール数は芳しくなく、新シーズンにふたりのFWが加入。ポジション争いは当然激化していた。そんな状況での10月20日、岡崎は次のように話した。

 「試合に出たいと願うあまりに、ネガティブなことを考えてしまう。そうなるとモチベーションが上がらないんですよ。だから、ただ純粋に、俺がうまくなることだけを考えることにしました」

 ふっきれたような声は明るかった。
ザック時代は内容にこだわっていたけど、今は勝利を。

 「チームが不調に陥れば……」

 「先発起用の選手が負傷すれば……」

 チームや誰かの不幸を待つのではなく、自身の好機は自分で作りだすしかない。当たり前のことではあるが、気持ちを落ち着かせることは意外と難しい。苦境とネガティブな感情は隣合わせだからだ。

 岡崎が語った2日後、クリスタルパレス戦で先発起用された岡崎は、今季リーグ戦初ゴールを決めた。

 「代表はね、結果が一番なんですよ。前(ザッケローニ監督時代)は、自分たちのサッカーという内容にこだわっていたけれど、今は、勝つことにこだわっている」
「代表の武器として生きる自分」を諦めることはない。

 代表と所属クラブとでは、忠誠心や思い入れの質に違いがあって当然だ。出場100試合を越えるキャリアがあるから、クラブと同じようには考えられない。岡崎の中でも複雑に感情がぶつかり合っているだろう。

 新しい選手が活躍することでチーム力が向上し、チームの武器も増える。それを素直に喜ぶ気持ちに偽りはないだろう。しかし、「代表の武器として生きる自分」を諦めることはない。しかし、それはただまっすぐに「試合に出たい」「ライバルに負けたくない」という気持ちを滾らせた20代前半とは違う気持ちだろう。

 その気持ちをどう表現するのか? ベテランらしい落ち着いた振る舞いでチームに安定感をもたらす選手もいる。ガツガツと熱く、年甲斐もないほどガムシャラな選手もいる。

 岡崎はどういうベテラン選手になるのかは、わからない。ただひとつ思うことがある。

 「ダイビングヘッド」

 追い込まれ、余裕のない状況で発揮される岡崎を象徴するプレー。そのスピリットがこれからの岡崎を支えていくに違いないだろう。

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20161120-00826921-number-socc&p=3

34: サムライ24時 2016/11/20(日) 20:10:45.01 ID:GGRkw5Gi0
>>2
代表歴が長くなると、自分勝手と思われるプレイや無理して非難されるプレイを避けるため、
だんだんつまらないプレイばかりになる(才能に恵まれない日本ではね)。
年寄りどもは平均点気にするプレイすんなら若手に道をゆずれ!

4: サムライ24時 2016/11/20(日) 18:21:18.52 ID:/Sbgh1h/0
バイヤン相手に点を毟り取ってた日本人はいたけど、バイヤン相手にポストプレイで勝負して互角だったのは大迫しかいなかったしな。

5: サムライ24時 2016/11/20(日) 18:22:04.46 ID:337dKm5O0
大迫はラストパスも出せるから
大迫×岡崎の2トップはかなり機能すると思う

7: サムライ24時 2016/11/20(日) 18:26:42.48 ID:8DPRXMg+0
一回がっつり2トップやってくんないかな

8: サムライ24時 2016/11/20(日) 18:27:51.92 ID:VpfnoJ8x0
大迫トップで岡崎下がり目つなぎ役でいいのにね
なんで二者択一なんだろう

9: サムライ24時 2016/11/20(日) 18:29:16.70 ID:RkoWqq0v0
得点力だけで黙らせてきた選手だから、得点できなくなったら使えないわな
シュート下手になってるよ

10: サムライ24時 2016/11/20(日) 18:30:19.37 ID:/Sbgh1h/0
442だとトップ下が無くなって困る人がいるからとしか・・・w

あ、本田は大迫の替わり出来るから要らないとは言わないよ。

11: サムライ24時 2016/11/20(日) 18:31:55.06 ID:p4g3IdDG0
この記者、文章書くの下手だな

「ダイビングヘッド」

12: サムライ24時 2016/11/20(日) 18:32:09.20 ID:z/4zR7qv0
本当にびっくりするほど戦えるチームになったな
ザック初期の粘着ショートパスチームも見てて面白いし強かったけど対策された上に選手個々の劣化もあって戦えないわ仕掛けられないわアイデアなしの遅攻からの中央突破出来ずW酒井からの見境無い地獄クロスからのひょろひょろヘッドに見飽きてた頃だ

13: サムライ24時 2016/11/20(日) 18:39:07.16 ID:EHyuppAy0
UAEオマルに気を付けろ。あいつのパスは精度高すぎ。しかも交わすのも上手い。日本DFが足引っ掛けてPKとかあり得そう

14: サムライ24時 2016/11/20(日) 18:39:13.44 ID:CgTttaOr0
岡崎の居場所も無くなっちゃったね

今の日本代表にびっくりするくらいフィットしなくなった

レスター専用の無駄走り&献身的な守備専用マシーンに落ちぶれた

代表でストライカーのリハビリをやりたかったんだろうけど、今の日本代表のスピード&アジアのスピードに全く付いて行けないのな

20: サムライ24時 2016/11/20(日) 18:58:02.31 ID:M3gNL7AS0
>>14
普通に右サイドがあるじゃん
タイプ的に右サイドが最も適正だろうし
CFの選手ではもともとないよ
逆に本田がCFタイプの選手だわな

17: サムライ24時 2016/11/20(日) 18:45:05.10 ID:ebBrY+bN0
試合に出られないのなら移籍を考えていいかもね。
レスターで得た名声は大事だがそれを抱いてるだけじゃ上は遠くなるかも。
年齢のことや先のことをどうするか、プロなら試合に出てこそかなと。

19: サムライ24時 2016/11/20(日) 18:57:45.55 ID:fREsLEhS0
点取れないポストもこなせない
本当に岡崎は何を目指してるんだか

21: サムライ24時 2016/11/20(日) 18:59:27.34 ID:M3gNL7AS0
>>19
運動量とそれに支えられて何度も何度もトライする裏抜けが
持ち味だから引いてくるアジア相手にCFで使うのがそもそも間違い

24: サムライ24時 2016/11/20(日) 19:14:22.23 ID:82jzmN0Y0
師匠+決定力というある意味日本最強のFWだったのに、レスターで便利屋にされてるうちにただの師匠になってしまった

25: サムライ24時 2016/11/20(日) 19:21:39.92 ID:k1YTVlfX0
点取らないとな
誰にしろ動きが良いってだけでは厳しい

26: サムライ24時 2016/11/20(日) 19:22:36.78 ID:DZpvWYwA0
岡崎的には大迫と2トップやりたいのかもな

27: サムライ24時 2016/11/20(日) 19:28:38.99 ID:+bXn39VM0
久保や小林のとこのポジションで勝負すれば?
トップは無理じゃないかね?
収められる大迫と裏のスピードがある武藤や浅野が
トップにふさわしい

28: サムライ24時 2016/11/20(日) 19:29:38.61 ID:deUeDegE0
>>27
武藤や浅野は速いけど裏に抜ける技術が全然足りない

35: サムライ24時 2016/11/20(日) 20:19:19.26 ID:RkoWqq0v0
この前ザックジャパン時代を見返したけど、岡崎もっとシュートうまかったよ
プレミア行って動きが鈍くなった

48: サムライ24時 2016/11/20(日) 21:59:44.20 ID:U1bJXZZA0
大迫はザキオカさんに持ってないものをたくさん持ってるからな

51: サムライ24時 2016/11/20(日) 22:16:23.63 ID:jpoS8MpX0
同じポジションだからわかることもあるんだろうな

52: サムライ24時 2016/11/20(日) 22:33:17.75 ID:eGPp97cL0
442にして右SH清武で大迫と岡崎の2トップの方が強そうな気がするが

54: サムライ24時 2016/11/20(日) 23:24:27.47 ID:Wdv2akWr0
大迫は岡崎に劣らないくらい献身的だし高さもあるし
個の力も大迫の方が上

引用元:http://hayabusa3.2ch.sc/test/read.cgi/mnewsplus/1479633512/


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