1: 名無しさん
英EU離脱の混乱。ホッとするのはバルサか?
http://bylines.news.yahoo.co.jp/komiyayoshiyuki/20160625-00059269/
英国のEU離脱。

それにホッと胸をなで下ろしているのは、もしかすると世界王者であるFCバルセロナの関係者かもしれない。バルサはこれまで英国のサッカークラブに、「EU」という盾と矛に使われ、多くの若手選手を奪い取られてきたのだ。EUから離脱した英国はその武器を失ったようなもので――。
16歳でプレミアリーグに奪われたセスク、ピケ、ベジェリンなど

「Brexit」(ブリクジット)

イギリスがEUを離れることを意味する造語(BritainとExitを絡めた)は、世界を駆け巡った。そのニュースはサッカー界にも大きな混乱を呼んでいる。

欧州内のリーグでプレーしている英国人選手は、真っ先にこの影響を受ける。非EU選手として、アフリカやアジアの選手と立場が同じに。限られた外国人枠を争わなければならなくなる。

「離脱によって、英国人サッカー選手の動きを制限し、島に押し込めるのでは」という懸念は当然だろう。

そして英国のプレミアリーグは世界有数のサッカーリーグだが、EU離脱によってEU内選手のすべてが外国人扱いとなる。現在在籍の100人以上の選手が外国人となってしまう。

「国内の若手にチャンスが与えられる」とする楽観論もあるが、自由競争の力が狭められることは、プレミアリーグとしての価値低下であることは間違いないし、EU選手を追放してのポジション確保が真の強化につながるのか、は疑問だろう。

そもそも、英国のクラブは有力外国人選手を積極的に雇用し、欧州で渡り合ってきた。とりわけ、潤沢な資金を「青田買い」に使ってきたところがある。

プレミアリーグのクラブ関係者は、巧妙に法律の抜け道を使った。FIFAの移籍条項第19条には「国際移籍は18歳以上の選手にのみ許される」と明記されるが、18歳未満の未成年の国際移籍が認められる例外がある。

1「両親が仕事(サッカー以外)の理由でクラブのある国に移住した場合」

2「自宅が国境から50キロ以内にあり、国境から50キロ以内にある隣国のクラブに移籍する場合」

3「16歳以上18歳未満のEU圏内で移籍する場合」

英国クラブは3番目の例外措置を使ったのである。若い才能を見いだすと、豊富な資金力をちらつかせ、父母を取り込む。そうして16歳になる前から下準備を行い、16歳になった時点で引き抜いていった。

「EU内ではEU国籍の人間は労働の自由が認められている」という法律を逆手に取り、育成金だけで移籍金を支払わずに逸材を手にしてきたのだ。

その点、最も大きな被害に遭ったのが、スペインの強豪バルサだろう。

バルサの下部組織は「マシア」と呼ばれ、世界有数の行く勢力を誇る。リオネル・メッシ、アンドレス・イニエスタ、ジェラール・ピケなど現在のトッププレーヤーを次々に輩出。世界中がうらやむ若手が揃っている。

これに目をつけたのが、プレミアリーグのクラブだった。例えばアーセナルのアーセン・ベンゲル監督はセスク・ファブレガスに惚れ込み、16才で獲得している。当初は「プロ契約を結んでいない選手と何をしようと自由」と居直り、1ユーロも払っていない(その後、育成金として1億円程度が支払われたが、彼らは数年後にセスクを43億円でバルサに売却している)。商売上手といえばそれまでだが、あまりにえげつない若手獲得は「人さらい」と揶揄されてきた。

バルサが奪われた才能はセスクだけでない。ピケ(マンチェスター・ユナイテッド)、フラン・メリダ、ベジェリン、ジョン・トラル、フリオ・プレゲスエロ(アーセナル)、ダニ・パチェーコ、セルヒオ・カノス(リバプール)、ジョシマール・キンテーロ(チェルシー)などを各クラブに次々に奪われている。バルサは英国スパイを警戒し、下部組織の練習を非公開にするなどするようになったが、こうした移籍は絶えなかった。

Brexitによって、バルサの関係者もようやく安眠できるということか。バルサだけでなく、スペインのクラブは英国の青田買いには苦しんできただけに、「ようやく泥棒が来なくなる」という声もある。彼らがそこまで皮肉る理由は、スペインでは有望な若手だったのに、英国に渡ってから凡庸な選手になって戻ってくる、というケースの方が多いからだ。

小宮良之 | スポーツライター
2016年6月25日 13時48分配信
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