1: 名無しさん
山本昌邦が語るリオ五輪とA代表。
「U-23はドルトムントに似ている」

――リオデジャネイロ五輪最終予選、日本は6戦全勝で優勝を果たし、6大会連続となる五輪出場を勝ち取った。かつてアテネ五輪代表チームを率いて最終予選を突破した山本昌邦の眼には、現地で見たリオ五輪代表の戦いはどのように映ったのだろうか。

 リオ五輪の出場権を獲得し、優勝できた一番のポイントは、北朝鮮戦の勝利でしょう。大会前は、「俺たち、大丈夫か」という不安があったと思うし、手倉森誠監督も相当緊張していた。そういう中、開始早々に植田(直通)がゴールを決めてくれた。これでだいぶラクになったと思うし、植田はベンチに行ってサブの選手と抱き合って喜んでいた。この“好プレー”でチームの結束力が高まりましたね。「俺たちは一緒に戦っているんだ」という気持ちになったと思います。

 このチームの良さは、植田と岩波拓也と遠藤航のトライアングルを軸とした守備の安定感です。北朝鮮戦はかなり攻められたけど、ペナルティエリア内ではあまりシュートは打たれていなかった。内容は良くなくても、最後まで体を張って勝てたことで一体感が出た。こういう大会は何よりも結果が大事。不安な船出の中、初戦に勝てたことで波に乗れたんだと思います。

――これからは本大会に向けてチームをより強化していくことになる。リオ五輪本大会を戦い、メダルを獲得するためにはどういう選考基準で18名の選手は選ばれるのだろうか。また、攻守において、チームはどういう部分でのレベルアップが求められるのだろうか。

 私がアテネ五輪の時、18名のメンバーを選んだ基準は、その選手がA代表で活躍できるようになるか、ということでした。精神的にも肉体的にも世界で戦える選手を、自分がこれまで五輪やW杯を経験して得た世界基準に照らし合わせた中で選考したのです。

 リオ五輪の本大会の選考基準もおそらく同じでしょうし、加えて一人一人のアベレージが高いのはもちろん、90分でなく120分戦え る選手であることが必要です。決勝トーナメントでは延長戦が増えますし、18名しかいないので最終予選のような完全なターンオーバー制はできない。このチームのベースは豊富な運動量にあるので、18名全員が120分走れることが条件になる。
今のチームの戦い方はドルトムントに似ている。

 攻撃は、攻撃のバリエーションを増やすことが必要です。DFの背後を狙ったり、カウンター攻撃は計算できる。そこに何をプラスしていくのか。今のチームの戦い方はドルトムントに似ている感じがします。早く奪って早く攻撃するところで、変化を生じる選手が入るとおもしろい。たとえば、早く攻める中で香川真司のような選手が入ってパスを出したり、攻撃に絡んでいく。攻撃のバリエーションを増やすには、香川タイプの選手を入れておくのもひとつの手でしょう。

 守備に関しては、植田、岩波、遠藤の3人が軸になっていけば、それほど問題はないでしょう。ただ、セットプレーで守備になった場合、両サイドバックに高さがないので、ストーンとしてニアを任せる高さのある選手が必要になる。それが今回のように鈴木武蔵やオナイウ阿道のようなFWになるのか、それとも三竿健斗のような高さのあるボランチを起用するのか。そこはしっかりと考えないといけないところでしょう。


五輪は育成世代、A代表に繋がらないと意味がない。

――チーム編成で気になるのは、オーバーエイジ枠である。前回のロンドン五輪では吉田麻也と徳永悠平が選ばれ、見事にフィットし、ベスト4進出に貢献した。オーバーエイジをどう活用すべきか。

 今回、オーバーエイジは考えていると思いますが、その前に監督が必要だと思う選手をきちんと招集できるような環境を整備しないといけない。まずはそれが重要です。

 私がアテネ五輪を率いた時、得点力に課題があったので、高原直泰がまずチームに必要だと思ったのと、彼の良さを生かすには彼を知るパサーが必要でした。それで小野伸二を起用したのです。二人で点を取るパッケージとして考えていたのですが、高原が行けなくなったのが大誤算でした。

 どこに、どういう選手が必要なのかは、これからでしょう。Jリーグですごい成長を見せる選手が出てくるかもしれない。また、主力選手がケガをした場合、すぐに差し替えれるようなオーバーエイジの選手を考える必要もありますので、オーバーエイジの候補は10名ぐらい考えておけばいいと思います。

 私はオーバーエイジは五輪世代と年齢が近い世代を選択したわけですが、それは意味があるからです。五輪は育成世代なので、上のA代表に繋がらないと意味がない。五輪代表にオーバーエイジの数名を足せば、近い将来のA代表になるイメージでメンバーを選考しました。五輪本大会でメダルを獲るだけではなく、成長してA代表につなげるイメージをしないといけないと思います。

一部抜粋
全文はリンク先へ
http://number.bunshun.jp/articles/-/825059
http://number.bunshun.jp/articles/-/825059?page=2
http://number.bunshun.jp/articles/-/825059?page=3
http://number.bunshun.jp/articles/-/825059?page=4

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