1: 名無しさん
「自分を変えてプレーする必要が」
権田修一が語るSVホルン移籍の真相。

 オーストリアの小さな街・ホルンには、ホテルも数えるほどしかない。2月中旬に妻と長男が来るまでの間、権田修一は一人、練習場から近い小さなホテルに宿泊している。

「ここのレストラン、食事が美味しくて。その他にも美味しい店が何軒かあって、不自由していないですよ」

 権田はホテルでの日の昼食に、温かいスープとチキンを選んだ。寒さが厳しい冬の時期は練習場の状態が悪く、チームはグラウンドを求めてウィーンや他の街まで赴くことも珍しくない。

「これを食べたら、みんな車に分乗して30分先のグラウンドまで行かないといけないんですよ」

 SVホルン加入会見を翌日(1月29日)に控えていたこの日も、隣町でトレーニングが予定されていた。

 10年間、日本の首都にあるクラブで、恵まれた環境の中でプロとして生活してきた。そんな立場を捨て、欧州中堅国の3部リーグに身を投じた。

“都落ち”。誰もがニュースを耳にした時、そう感じたことだろう。

「一度、サッカー人生は終了したと思っています」

 昨年、FC東京で一度は選手として身体も心も燃え尽きてしまい、試合からも遠ざかった。本人が苦しかったのはもちろんのこと、チームと仲間にも迷惑をかけてしまった。

 昼食を食べながら、変化を感じることができた。権田は再び、前を向き始めている。彼がこの苦しい期間を経て気付かされたのは、自分が変わること。そのために環境も変え、一からスタートを切る必要があった。「一度、サッカー人生は終了したと思っています」。その言葉も決してオーバーな表現ではないほどの覚悟が、今の彼の奥底には隠されている。

 自らを省みた。そして、これまでの自分を吹っ切り、新たな未来に向けて視野を広げ始めた。

 新天地では、固定概念を打ち破る戦いがここから始まろうとしている。そもそも先入観にとらわれていては、オーストリア3部にいる自分をそのまま否定することになる。

 今、権田はあらゆる意味で、サッカーの本場・欧州の芳醇な土壌と深みを体感している。

本田圭佑との距離感。

 新しいことでも何でもやってみせる。前を向く。単純なことなのかもしれないが、権田は一度その難しさと苦しさを感じてしまった男でもある。

 世間の目がどうであろうと気にしない、関係ない。今の彼は、素直にそう思えるようになった。

「みんな、『本田圭佑のクラブに入ったGK』という、ある意味興味本位の見方をしている人もいるかもしれない。ましてや3部リーグで、賛否両論もあるんだろうと思う。もちろん、ホルンに来ることができて、圭佑くんには感謝しています。でも、皆さんが思っているよりも、僕は単純な関係だと思っている。もちろんホルンでは僕は『オーナー・本田圭佑』のクラブの選手に変わりない。でも、例えば今後代表に選ばれたら、それは選手同士の関係です。難しい関係ですか? 僕がキャッチしたら、全部気を遣って圭佑くんにボールを渡さないといけないなんてこともない(笑)。本田圭佑という存在を遠くにも近くにもする必要はない。常に同じ距離感で接していれば良いと思っている」

一部抜粋
全文はリンク先へ
http://number.bunshun.jp/articles/-/825048
http://number.bunshun.jp/articles/-/825048?page=2
http://number.bunshun.jp/articles/-/825048?page=3
http://number.bunshun.jp/articles/-/825048?page=4


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