1: 名無しのSamurai
アジアカップの日本代表寸評。高まる本田依存度、このままでは2018年は危うい
http://news.livedoor.com/article/detail/9734364/
 アジアカップでベスト8に終わったアギーレジャパン。今回は、出場した各選手について、寸評を述べてみたい。

川島 4試合、日本が全て断然、押した試合展開だったので、活躍の機会はあまりなかった。一番の見せ場は、UAEとのPK戦になるが、PK戦は抽選の代用品と捉えているので、それについての寸評は避けたい。
 
長友 最終ラインから組み立てようとした時、長谷部が下がり、両センターバックが開く状態になるので、両サイドバックの位置は自ずと高くなる。長友は通常より攻撃参加しやすい状態にあった。そして実際、その能力は存分に発揮された。チームを勇気づけるプレイを再三見せた。ミスも少なく安心してみていられたが、もう一息、周囲と多彩な絡み方をして欲しかった。中盤のパスワークにもう少し絡まなければ、パスワークは多彩にならない。
 
森重 ブラジルW杯では、第2戦以降、今野にポジションを譲ったので、こうしたトーナメントに、センターバックのレギュラーとしてフル稼働したのはこれが初。力をアピールする機会だったが、次のW杯まで森重で大丈夫というプレイを見せたわけではなかった。敏捷性とスピード、そして強さと重みに欠けた。UAEにカウンターを許した時、ひ弱さが目立った。
 
吉田 日本人の中ではフィード力は高い方に入るCBだが、この大会はそこに貧しさが目立った。パス出しの起点になれなかった。プレミアでプレイしている格を見せることができなかった。正面のボールには強いが、サイドや背後を突かれると弱い。彼とコンビを組む選手は、俊足でないと厳しい。

酒井 内田欠場のため、初めて大きなトーナメントにフル出場をした。全体的な印象としてはよくやったと言える。常に前向きにプレイしていたが、自軍をピンチに陥れるミスもあった。1試合に一度の割合で、危ないシーンを作った。元気溢れる攻撃参加も、長友以上に単調だった。長谷部が下がり、3-4-3気味になれば、サイドバックも中盤の一員になる。真ん中の選手とトライアングルを形成し、パスで絡む必要がある。遅攻になればなおさら、サイドを単独で駆け上がるだけではない参加の仕方が求められるが、その攻撃参加はとかく一本調子で柔軟性に欠けた。

長谷部 ビルドアップの際、最終ライン付近に下がり、その起点になったが、パス出しに滑らかさが欠けていた。視野も狭く、逆サイドへの意識も低いので、ボールを的確な場所にテンポよく散らすことができなかった。パスは繋がるが、展開力に欠ける。有効ではない無駄なパスが多い。これが日本のパスサッカーの悪い特徴だが、それと長谷部のパスの捌きとは密接な関係がある。キャプテンらしい、真面目で勤勉なプレイは見せたが、パスサッカーを支える舵取り役としては不満が残った。

香川 プレイの最中、顔が下がっていることが多いので、広い視野が保てていない。味方選手も彼が何をするのか予測できないので、周囲と連動しにくくなる。パスも有機的に回らない。一方で、ボールを奪い返す力もない。それ以前にボールホルダーとの間合いを詰めることができない。敏捷性を活かすことができていない。際だったアタック能力があれば、それを帳消しにすることができるが、シュート力に欠けるので、中盤選手としても、アタッカーとしても物足りない選手に見える。プレイは見る度に悪くなっている。10番という背番号が似合わない、特別ではない選手に成り下がってしまっている。

遠藤 4試合すべて、途中交代でベンチに下がっている。パレスチナ戦、イラク戦、ヨルダン戦はリードしている状況での交代。交代時間が最も早かったイラク戦(後半18分)でも、アギーレは「休ませるため」と述べている。悪かったから代えたわけではないことを強調した。だが、UAE戦(準々決勝)の交代は1点ビハインドの状況で、交代時間も後半9分と、4戦の中で最も早いタイミングだった。同点、逆転を狙おうとするためには、遠藤より(交代で入った)柴崎の方がいい。アギーレがそう判断したからだ。交代の目的は「休ませるため」ではなかった。よくなかったから代えた。一言でいえばそうなる。遠藤にしてみれば、屈辱的な交代劇になる。
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2: 名無しのSamurai
http://news.livedoor.com/article/detail/9734364/?p=2
 UAE戦、さらに言えば、後半18分に交代したイラク戦も、遠藤が下がる前より、下がった後の方が、日本のサッカーは良くなっている。アジアの格下(ヨルダン、パレスチナ)はともかく、中堅クラス(UAE、イラク)との戦いに大きな活躍ができなかった事実を踏まえると、今回のアジアカップが代表での最後のプレイになる可能性は少なくない。

本田 4年前のアジアカップより、若干パワーダウンしたかに見えるが、半年前、ブラジルW杯時に比べると、状態は大幅に回復した。得点の予感を最も抱かせる選手、シュートを飛ばす能力に最も長けた選手。まさに大黒柱として活躍した。今回のチームは本田で持っているようなもの。まさに本田ジャパンだった。オレオレ的なプレイを見せる反面、右ウイングの位置をカバーしながら、ゴール前に進出していく秀逸なポジション感覚も発揮。攻守のバランス維持に貢献した。日本代表から本田がいなくなるとどうなるか。心配になる。

乾 つい、右の本田に比べてしまうためその未熟さ、淡泊で単調な動きは余計に目立ってしまった。1、2戦では、ボールが来ないといたたまれず、ザックジャパン時代の香川のように、中に入ってしまい、全体のバランスを乱す原因になったが、3戦、4戦では、そうした癖は解消。バランス維持に貢献した。が、彼によいボールが出る機会は少なかった。逆サイドでフリーの状態であっても、だ。それは彼の問題というより、中盤の乏しい展開力に負うところが大きい。

岡崎 得点は4試合でわずか1。物足りない数字に見えるが、相変わらず貢献度は高かった。技術的にも、少しずつではあるが、相変わらず進歩を遂げている。しかし、スタメンを張れている最大の理由は、ライバルがいないことだ。岡崎以上の選手が現れないと2018年は苦しい。

柴崎 アギーレの監督就任とともに代表入り。スタメン出場を飾った。が、10月にシンガポールで行われたブラジル戦を機にベンチ要員に。遠藤にポジションを奪われることになった。原因は、ブラジル戦での、まずいボールの奪われ方にあったと考えられる。Jリーグという緩い環境の中でプレイしている弊害を見た気がするが、交代出場した今大会でも、甘いプレイは散見された。が、その一方で、パスセンスも披露。遠藤に代わって交代出場した準々決勝のUAE戦では、けれんみのないプレイで、チームを活性化させた。遠藤との違いは、パスの長さ。逆サイドまで目が届く視野の広さと展開力にある。甘さの解消が急がれる。

今野 遠藤に代わって出場したイラク戦で存在感を発揮。ドタバタとしていたチームに、安定感をもたらした。アギーレ式4-3-3は、前にも述べたがビルドアップの段になると、長谷部が最終ライン近くまで下がる。中盤フラット型3-4-3に近いものになる。だが、4(中盤)の真ん中に位置することになる遠藤と香川は攻撃型の選手。センターハーフ的ではない。なので、その3-4-3の4は、フラットというより上方向に反ったアーチ型を描きやすくなる。最終ラインとの間に、スペースができやすい傾向がある。イラク戦の今野は、そこを上手く埋めた。繋ぎも円滑になった。しかし、その試合終了間際、今野は負傷。貴重な戦力を失うことになった。

武藤 乾にスタメンの座を奪われ、交代要員に甘んじた。グループリーグまでは、交代の一番手の座も清武に奪われた。FWとして5番目の選手だった。デビュー当時より評価を下げた恰好だったが、最後のUAE戦では、清武を抑えて出場。若干盛り返すことに成功した。悪くはないが、絶対的な武器がない。何でも起用にこなすが、得意なパターンがまだ見えない。下からの追い上げがないので、今後も代表に選ばれるだろうが、このままでは、日本のレベルアップに貢献できそうもない。

豊田 交代選手として2試合(パレスチナ戦、UAE戦)に出場。UAE戦では惜しいプレイもあったが、方向違いのヘディングで決定機も逃している。答えを出せずに終わった。最後の選手として一か八か投入される選手から、どんな状況でも、交代の選択肢になる選手に順番を上げたかといえばノー。もう少しプレイの幅、ボールの絡み方を多彩にしたい。

清武 アギーレ就任後、初招集。初戦パレスチナ戦では後半の頭から、交代の一番手として出場した。アギーレは期待を持って送り出したわけだが、4戦目のUEA戦では、出番に恵まれず、尻すぼみに終わった。横には動くが縦がない。乾に代わって出場した時は、怖さをアピールできなかった。パレスチナ戦では、途中から、遠藤のポジションでも試されたが、それと同時にチームは失速。インサイドハーフ、左ウイングとも、適性がない印象を受けた。どこで起用されれば、力を発揮するのか。依然として五里霧中の状態にある。

3: 名無しのSamurai



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