イギリス『ギブミースポーツ』がプレミアリーグ史上最高のアジア人選手トップ11を選定し、日本人では3位の元日本代表FW岡崎慎司(現シントトロイデン)など4人が名を連ねた。
同メディアは出場試合数、獲得タイトル、チームにおける重要性の3つの基準に基づいてランキングを決定。マンチェスター・ユナイテッド時代に4度のプレミアリーグ優勝や2007-08シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)制覇に貢献した元韓国代表MFパク・チソン氏が1位に選ばれた。
2位は2021-22シーズンにアジア人初のプレミアリーグ得点王に輝いたトッテナムの韓国代表FWソン・フンミン。3位は2015-16シーズンに奇跡のプレミアリーグ初優勝を果たしたレスター・シティの一員である岡崎が選出された。
同メディアは岡崎について「尽きることのないエネルギーと、クラウディオ・ラニエリがレスターで採用したシステムにシームレスにフィットしたことで、このFWはなくてはならない存在となった」と振り返り、「彼はハードワークと高いインテンシティでゴール不足を補った。イングランドにいた間、岡崎はプレミアリーグで日本人最多得点選手となった」と称えている。
また、4位にはアーセナルの日本代表DF冨安健洋がランクインした。同メディアは「ディフェンスの中央でもプレーできる万能のサイドバック」と表現し、「コンディションが整った時のパフォーマンスの安定性から、このリストの上位に挙げられている」とレポート。「2023-24シーズン、アーセナルをプレミアリーグ、あるいはチャンピオンズリーグ制覇に導くことに成功すれば、イングランドサッカー界における史上最高のアジア人選手の1人として、その地位を確固たるものにするだろう」と期待を寄せた。
そのほか、サウサンプトンに在籍した元日本代表DF吉田麻也(現LAギャラクシー)が6位、ユナイテッドでプレーした元日本代表MF香川真司(現セレッソ大阪)が8位に入っている。